回答
人間の脳は「聞いたことのない音を再現できない」ようにできています。
たとえば、日本語にない音(th, r/l, 弱化母音など)は、脳が「雑音」として処理してし舞います。
だから、「リスニングも苦手ですが、スピーキングが特に苦手です」というのはもっともなことだと思います。
そのうえで、リスニングが苦手ということは、もっと手前に問題がある可能性があります。
文法や語彙が足りないまま音を聞いても、「何を言ってるか分からない状態」で聞き取れない音声だけが流れてくる状態になります。
脳の仕組み上、意味理解が伴わない音は長期記憶に残りません。つまり、リスニングもスピーキングも伸びません。
どちらかというと、スピーキングやシャドーイングというのは「最後の段階」なので、
勉強する順番を間違えると成果が出づらくなります。
理想的な流れはこんな感じと言われています。
1.単語・文法の最低限
→中学英語レベルを「使える」状態にする(意味が取れる耳を作る)
2.精聴(スクリプトあり)する
→音の連結・脱落・強弱を理解する(音と意味をつなぐ)
3.リピーティング
→聞いた通りに再現する(発音・リズムを身につける
4.シャドーイング
→音声に0.5秒遅れで追う(音処理を自動化する)
5.スピーキング
→自分の言葉で発話する(実践で定着させる)
▼現実的な学習法(初心者〜中級向け)
・「意味の分かる音声」を使う
→ NHKラジオ英会話、スタディサプリENGLISH、TED Easy、などがおススメです。
スクリプトを先に読んで意味を理解してから「音」を追うトレーニングをしましょう。
・「中学英語+発音基礎」からやり直しましょう。ここは避けて通れません。
→ 書籍で言えば、
『一億人の英文法(中学〜高校英語の橋渡し)』
『英語耳』(発音+リスニング)
『キクタン中学英単語』or『DUO 3.0』(語彙)
この3つを押さえると、シャドーイングの「意味ある練習」が可能になります。
・「精聴+音読+シャドーイング」を一体化
1回目:スクリプトを見ながら意味理解
2回目:音声を聴いてリピート
3回目:0.5秒遅れでシャドーイング
4回目:スクリプトなしで聞いて確認
これを1素材につき5〜10回やると、「音の聞こえ方」が変わります。
