回答
SとVはただのラベルです。
Sは「だれが・なにが」、Vは「どうする」。
英語はまず「だれが+どうする」という形でできているので、その骨組みに名前をつけているだけなんです。
次に、自動詞と他動詞の区別ですが、簡単にいえば、「その動詞は後ろに『〜を』が必要かどうか」という違いです。
・I run. はそれだけで意味が終わる。だから run は自動詞。
・I eat. だと「何を?」と続きが欲しくなる。だから eat は他動詞で、I eat sushi. のように後ろに目的語が必要になります。
そして、これらの区別すると何がうれしいかというと、「この動詞のあとに何を置けばいいか」が分かるようになることです。
もちろん、両方に当てはまる動詞もあります。
The door opened. は自動詞。
I opened the door. は他動詞。
同じ open でも、「自然に開いた」のか「誰かが開けた」のかで使い方が変わる。動詞が二つの使い方を持っている、というだけです。
つまり、5文型というのは、結局のところ「動詞のあとに何が来るかのパターン分け」にすぎません。
難しい理論というより、英語の組み立て方を見えるようにしたものです。
▼なぜ、こんなめんどくさいことをしないといけないのか?
英語は、日本語と作り方がちがうからです。
日本語は「は」「を」「が」みたいな助詞があるので、多少順番がバラバラでも意味が通じます。
でも英語は、順番がすべてです。順番が変わると、意味が壊れます。
だからまず、
・だれが(S)
・どうする(V)
・何を(O)
という「並び方」を意識する必要がある。
ネイティブは、小さいころから何万回も英語を聞いているので、これを無意識でできるようになります。
でも私たちは、生まれつき英語を学んでいるわけではなく、ある程度の年齢になってから英語を学ぶことになります。
英語などのように、2番目の言語を覚える場合には、
絶対に体で覚えられないので、こうやって頭で整理する必要があります。
英語でいうと、その時に使う、とても便利な道具の一つが5文型です。
