回答
英語を聞いてもなかなか頭に入ってこないのは、多くの場合「日本語に訳そうとしすぎる」ことが原因です。たとえば She was studying yesterday. という文を聞いたときに、「えっと、進行形だから“していた”だな……」と考えていると、その間に音声はどんどん先に進んでしまいます。
英語をスムーズに理解できるようになるためには、「日本語に変換する」習慣から少しずつ離れていく必要があります。コツは、英語を「意味のかたまり」でそのまま受け取ることです。たとえば先ほどの文なら、「She(彼女が)」「was studying(勉強していた)」「yesterday(昨日)」と、順番どおりにイメージしていきます。ここで「進行形だから…」と考える必要はありません。「彼女が机に向かって勉強している様子」を頭に思い浮かべれば、それで十分かなと思います。
そして、こうした感覚を身につけるには、まず「簡単な英語をたくさん聞く」ことが効果的と言われています。難しいニュースや専門的な話ではなく、子ども向けアニメや短い英会話教材など、自分がすぐに理解できそうな内容を繰り返し聞いてみましょう。全部を理解しなくてもかまいません。「だいたいこんな感じ」と流れをつかむことがポイントです。
さらに、声に出して練習することも重要です。テキストを見ながら音声と一緒に声を出す「オーバーラッピング」や、音声を聞いた直後にまねする「シャドーイング」は特に効果的です。こうした練習を続けると、英語のリズムや言い回しが体に染み込み、頭で文法を計算しなくても自然に理解できるようになります。
最初からすべてを理解しようとする必要はありません。むしろ「7割くらい分かればいい」と思って気楽に続けた方が、耳がどんどん慣れてきます。まずは中学レベルのやさしい英語を、毎日ほんの数分でも声に出しながら聞いてみること。これを続けることで、少しずつ「英語を英語のまま理解する感覚」が育ってい句と思います!
