間接話法の時制について
仮定法ではないif節構文は間接話法にするとどのようになりますか?
例えば以下の2文
① If it's sunny tomorrow, I'll go out.
「もし明日晴れれば、出かけよう。」
②If your mother came to your house yesterday, she may have been cooking there at that time.
「もし昨日あなたの家にお母さんが来ていたらその時そこで料理していたかもね(来たかどうかは不明)」
以上の発言を Tomが数ヶ月前に私にした発言だとして 、私がその発言を間接話法で Tom said〜という場合、時制はどのようになりますか?
私の予想は
①Tom said if it was sunny the next day, he would go out.
②Tom said if my mother had come to my house the day before, she might have been cooking there at that time.
です。正しいですか?
もしそうなると②はほとんど仮定法と見分けがつかないですよね。
回答
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仮定法かどうかは、間接話法にしたあとの形ではなく、直接話法の段階で決まります。
間接話法では、主節が過去形(Tom said など)になると、通常「時制の一致」によって、従属節の時制が一段階過去にずれます。それだけのことです。
たとえば、
> If it's sunny tomorrow, I'll go out.
→
これは仮定法ではなく、現実的な未来条件です。
もしTom が数ヶ月前にこれを言ったなら、
> Tom said that if it was sunny the next day, he would go out.
となります。
is → was、will → would と変わっていますが、これは時制の一致による後退であり、意味が仮定的になったわけではありません。
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次に、
> If your mother came to your house yesterday, she may have been cooking there at that time.
→
この文も仮定法ではありません。
came は単純過去であり、「もし実際に来たなら」という事実不明の条件を述べています。
これを間接話法にすると、
> Tom said that if my mother had come to my house the day before, she might have been cooking there at that time.
となり、came → had come、may → might と変わります。
その結果として、確かに、形は仮定法過去完了と同じになります。
ただしこれは、もともと仮定法だったからではなく、単に時制が一段階後退した結果、形が一致しただけです。
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なので、
・間接話法では時制が後退する
・そのため仮定法と同じ形になることがある
・しかし仮定法かどうかは直接話法で判断する
ここまでが整理ポイントです。
▼そのうえで、
>私の予想は
>①Tom said if it was sunny the next day, he would go out.
>②Tom said if my mother had come to my house the day before, she might have been cooking there at that time.
>です。正しいですか?
>もしそうなると②はほとんど仮定法と見分けがつかないですよね。
→
これは、まったくその通りですね。
で、何か実際に困るかというと、
・文法上は困らない
・通常の会話や文章では問題にならない
・ほとんどの場合、文脈で判断できる
という感じかなと思います。
