間接話法の時制の一致の例外
間接話法の従属節の中身が現在も存在していると話者が思う場合は、現在形にすると言われますが、
例えば、
以下のような文で
「彼は空の色がより青いから、明日雨になると言った」
を間接話法で言う場合として、
He said it would rain tomorrow because the sky was bluer.
とします。以上は
it would rain tomorrow because the sky was bluer.
が従属節であり、話者は、明日雨がふるとは思うが空の青さと雨の降るかどうかは関係なく、雲が高いところにあるから明日雨が降ると思っている場合、従属節のit would rain tomorrow because the sky was bluer.は今は存在していないと言うことになり、 willではなく would 、 isではなくwasと時制の一致をしますか?
また、この文の becauseを以下のように従属節ではなく主節につけるとします、
He said it would rain tomorrow 、because the sky was bluer.
Because the sky was bluer、he said it would rain tomorrow.
こうなると従属節はit would rain tomorrow.だけなので、it would rain tomorrow.とは話者も思っているので
Because the sky was bluer、he said it will rain tomorrow.と現在形にできると言うことですか?
回答
結論としては、時制は「従属節かどうか」ではなく、「その内容を話者が今も正しいと思っているかどうか」で決まります。
なので、文の中でも内容ごとに時制を分けることができ、
質問の例のように「雨が降ることは信じているが、その理由は信じていない」場合には、
He said it will rain tomorrow because the sky was bluer.
のように、
will と was を混ぜるのが自然です。
また、becauseの位置を前後に動かしても、この判断基準自体は変わりません。
理由としては、
間接話法の時制は文の構造(主節・従属節)によって機械的に決まるものではなく、話者がその命題にどれだけ同意しているかという「意味」によって決まるためです。
つまり、一つの文の中でも「今も事実だと思う部分」と「そうは思わない部分」があれば、それぞれに応じて現在形と過去形を使い分けることになります。
