do not の not の使い方
いつもお世話になります。
以下は、The Independentの記事とそのAI和訳ですが、下記の質問について教えて下さい。
“He’s one of the funniest people I've ever met,” she told Fox & Friends on Saturday.
“If they don't leave there absolutely in love with Donald Trump, I will be shocked.”
「彼は私が今まで会った中で最も面白い人の一人です」と彼女は土曜日にFox & Friendsに語りました。
「もし彼らがドナルド・トランプに完全に惚れ込まずに帰らなければ、私はショックを受けるでしょう。」
質問:上記英文で下記のような書き換えは不可能ですか。
記事:”If they don't leave there absolutely in love with Donald Trump, I will be shocked.”
私案:”If they leave there not absolutely in love with Donald Trump, I will be shocked.”
理由:私案のほうが「惚れ込まずに帰られるとショックである」という意味がはっきりすると思う。
回答
私案の書き換えは文法的には可能ですが、元の文の自然さと含意はかなり変わると思います。
記事の英語としては元の 「If they don't leave there absolutely in love with Donald Trump, I will be shocked.」 のほうが自然かなという気がしますので
少し詳しく説明してみます。
まずは、違いは、not がどこにかかるかです。
元の文 「If they don't leave there absolutely in love with Donald Trump」 では、
don't leave there でまず「その場を去る」という行為全体を否定しています。
そこに absolutely in love with Donald Trump が補語としてついていて、「その場を去る時点で、完全に惚れ込んだ状態になっていないなら」という意味になります。
つまり、英語としては「帰る時にそうなっていなければ」という、ごく自然な言い方です。
一方、私案の 「If they leave there not absolutely in love with Donald Trump」 だと、leave there は肯定のまま先に確定し、
そのあとに not absolutely in love が続くので、「彼らはそこを去る、その状態は【完全に惚れ込んでいる】わけではない」という構造になります。
このとき、文法的には成立しますが、かなり不自然です。
英語ではこの位置の not は、leave ではなく absolutely in love だけを局所的に否定する形になるため、読み手は少し引っかかる気がします。
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特に不自然に感じられる理由は、not absolutely in love が曖昧だからです。これは
「まったく惚れていない」
ではなく
「完全に惚れているほどではない」
にも読めます。
つまり私案だと、
「多少は好感を持ったけど、そこまでメロメロではない」
という感じで、少し中途半端な状態まで含んでしまいます。
でも元の文が言いたいのは、もっと単純に
「帰る頃には、みんなトランプに夢中になっているはずだ」
であって、
「そうなっていなければ驚く」
のようにシンプルです。
なので、意味の明確さだけを見ると私案は一見わかりやすそうですが、
英語としてはむしろ含意が少しぼやけてしまうかなという印象です。
