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英語勉強中さん
2019-12-29 11:56

レベル30が簡単すぎます。レベルを増やしてください。

という要求があるようです……

回答数 122

回答

2015-12-23 13:30:12
英語勉強中さん

荒らしスレにマジレスするのも馬鹿馬鹿しいが、そもそも単語レベルの設定基準が明確でない。大体の感じでは
~レベル13:英検、TOEIC、TOEFLなどの頻出単語をを張り合わせたもの
~レベル20+:各分野の基本的な専門用語を集めたもの
といったところだろうか。
ただ、専門分野に明らかに偏りがあってライフサイエンス系などが異様に優遇されているように見える。たとえば、codon (レベル17)、intron (レベル18)など遺伝子系の用語は充実している。また、化学系の人でないと知らないような化合物名なども多く収録されている。一方でスラング等の口語的な表現は冷遇されており、一般的な表現でも非常に高いレベルが割り当てられているか若しくはレベルの割り当てがない。たとえば英語の特徴の1つとして罵倒語が豊富なことが挙げられるが、pipsqueak、twerpなどはレベル 29、nut case/nut jobはレベル設定なしとなっている。

総じてweblioで単語レベルが振られれている語彙は、分野的にやや癖のあるアカデミックボキャブラリーであると考えてよいだろう。英語を専攻したした人なら単語力診断でレベル20~25くらいまでは問題ないだろうが、それ以上は、カバーされている専門分野が多岐にわたる関係上、余程のlogophileの人を除いて、weblioの語彙に特化して丸暗記的に学習した人(いわゆるヒマ人)でないと安定的に高スコアを出すのは難しいだろう。