whoseの制限用法、非制限用法について
以下の制限用法の文
The house whose roof you can just see is Mr. Baker’s
屋根の見えている家はベイカーさんの家です
を
The house ,whose roof you can just see, is Mr. Baker’s
のように非制限用法にした場合や逆に下記の非制限用法の文を
Mr. Black, whose wife teaches singing,is a piano teacher.
ブラック氏はピアノの教師をしていて妻は声楽の教師をしています
を非制限用法
Mr. Black whose wife teaches singing is a piano teacher.
にした場合、文法的に誤りや意味にどのような違いがあるのでしょうか?
辞書や参考書で読んだ限りでは理解できなかったのでご教授おねがいいたします。
回答
制限用法は、「どれ・だれかを特定するために必要な情報」を表します。
そのため、関係詞節を取ると、何について話しているのか分からなくなります。
▼「The house whose roof you can just see is Mr. Baker’s.」
→この文では、「屋根が見えている」という情報によって、数ある家の中からその家を特定しています。
非制限用法は、「すでに特定されている名詞に対する補足説明」です。
関係詞節を取っても、文の中心的な意味は変わりません。
▼「The house, whose roof you can just see, is Mr. Baker’s.」
→この文では「その家がベイカーさんの家である」ことが主で、「屋根が見えている」は単なる追加情報です。
▼次に、人名の例です。
「Mr. Black, whose wife teaches singing, is a piano teacher.」
→これは「ブラック氏はピアノ教師で、妻は声楽を教えている」という補足説明を表す自然な文です。
▼これを制限用法にすると、
「Mr. Black whose wife teaches singing is a piano teacher.」
→文法的には成り立ちますが、「同じ名前のブラック氏が複数いて、その区別をしている」という意味になるため、普通は不自然です。
