回答
2023-03-21 12:20:06
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10年後には世の中の色々なことが変わってしまっているだろう。
翻訳するときには、まずその文の意味を成り立たせている主語と動詞を探します。主語=〜は、〜が、動詞=どうだ、どうする、という部分です。文の主語と動詞に飾りになることばをつけて文の意味をふくらませています。
この文の場合、主語は「10年後には」ではなく「世の中の色々なこと」というところです。ここを勘違いして「10年後には変わってしまっているだろう」とだけ言うと「え、何が変わってしまうの?」と肝心の意味が伝わらなくなります。
「10年後には」と言っている部分は、何かが変わる「期間」を表しているだけの飾りの部分です。
Ten years have change a lot of things from now.
と言うと、10年という期間が主体的に何かを変えることができるものごとであるかのように言っていることになりますが、実際には過ぎ去る時間やその期間自体が主体として何かを変えるということは不可能なので、この文は意味が通らない文として読まれるか、もしくはあたかも10年という期間が何か生き物など何かを変えることができる存在であるかのように詩的な表現をしていると思われるかもしれませんが、どちらにしても英語の試験などで問われる英作文の答えとしては一般的に通用する英語の文ではありません。