主張に反対する文章を、主張を弱めないように足したい
論文を書いています。
ある段落を
「AとBが関係することが実験でわかった」
「Aは主にCを引き起こすことが既に報告されている」
「よって大筋には、CがBと関係している可能性がある」
と書き、段落の締めを
"Although it is possible that other factors may influence through A, it is concluded that C would be mainly associated with B."
のようにしています。
しかし査読者から「AはDやEも引き起こすことも書いてくれ」と指摘がありました(どうもDやEの専門家のようです)。
段落の締めとなる結論を変えずに、
「よって大筋には、CがBと関係している可能性がある。ただし、AはDやEも引き起こすことが報告され、まだ詳しいことはわかっていないがDやEの関与も否定できない。」
と書きたいのですが、
(1) 同じ文にDやEの説明を入れるとAlthoughの節が非常に長くなってしまう。
(2) However, A was reported to be a cause of D and E recently, ... と後ろに続けると、主張を否定して段落が終わってしまう
ため、文のつなげ方に困っています。
主張を否定せずに反対意見となる文章(複文)を、主張の前後に付け加えるような方法はありますでしょうか。
回答
こんにちは。
一番言いたいことは、It is concluded that C would be mainly associated with B. ですので、全てのことをその結びに持っていく必要があります。
「AとBが関係することが実験でわかった」
「Aは主にCを引き起こすことが既に報告されている」
「よって大筋には、CがBと関係している可能性がある」
と述べた上で、
「AはDやEも引き起こすことが報告され、まだ詳しいことはわかっていないのでDやEの関与も否定できないにしろ、大筋にはCがBと関係している可能性がある。」と締めることが可能だと思います。
Although it is possible that A may be influenced through other factors such as D and E which have recently been reported to cause A, it is concluded that C would be mainly associated with B.
などでしっくりくるでしょうか?