回答
こんにちは。
<原文>
He is not too proud to do so.
(細かいですが、英語の文=主語と動詞のセットのの頭は必ず大文字です。)
too は何かが過ぎるときに使いますね。too much みたいな感じです。
じゃあ not tooって何かというと、~っていうほどのことではない、みたいな意味になります。
でもそう言われても、えっ?って感じですね...。
形容詞の度合いを表してみると、こんな感じです。
not proud(ぜんぜんproudじゃない)
↓
not very proud(あんまりproudじゃない=ある意味proudじゃないことを認めている)
↓(←この差はけっこうあいまいな感じです)
not too proud(できればproudって言いたいけどそれほどのことじゃない)
↓
proud(proudだ)
↓
very proud(めっちゃproundだ)
↓
too proud(proud過ぎ)
なので、この文の意味は、そうすることについて彼は(できれば誇りに思いたいけど)思えない。くらいの感じです。
じゃあ、He is not very proud to do so.とどう違うの?ってことなんですが、
not very proudはnot proudっていう絶対proudじゃないっていう断言をvery で和らげながらも、結局はあまりnot proudって言っています。
not too proudはtoo proudっていう過剰なproudを打ち消して、できればtoo proudくらいのレベルで行きたいけど、勢いをもってそういうことをはばかる何かがある、と言っています。not too 形容詞というセットでよく使われます。
How is it doing? Not too bad.
この答えですが、very well とか言うにはちょっとなんかひっかかることがあるけど、まぁわるくないよ、って感じの返事です。ここで、×Not very bad.という返答ができないのは、あまり悪くはないよ、っていう中途半端な意味になるからです。Not bad.(悪かないよ)という返事もよくつかわれます。
二重否定かどうかですが、二重否定ではないと思います。
二重否定は、We did not notice anyone not enjoying the show. その出し物を楽しまなかった人は見当たらなかった、という感じで、否定を否定することです。
いかがでしょうか。