回答
人種に言及する場合の英語表現は次のようになります。
【黒人】
(1) black people
現在でも、一般的にはこれが最も多く使われていると思います。
(2) African-American/Afro-American
肌の色よりも、アフリカ系アメリカ人という表現によって、自分たちのアイデンティティをはっきりさせようと使われ始めました。
African-Americanが普及して、blackは差別語なのではないかと感じる人が増えたようですが、決してそんなことはありません。
なお、(2)はアメリカでの話です。ヨーロッパに住む黒人をこのように呼ぶことはありません。
日常的には(1)も(2)も使われています。
【白人】
(3) white people
白人を表す時は、従来からwhiteが使われます。今後も変化しないと思われます。
なお、事件報道等で容疑者を具体的に表す場合は
white Caucasian
（白色人種の）
と言う場合があります。ただ、この言い方を、私たちが日常の生活で使うことはまずありません。
参考にしていただけると嬉しいです。
「白人・黒人の一般的な呼称」は英語で下記のように言えます。
・White people
「白人」
・In South Africa, white people make up 10 percent of the population,
and black people make up 80 percent.
「南アフリカでは、白人が人口の1割を占め、黒人が8割を占めている」
・Black people
「黒人」
・Black people were often rejected by country clubs.
「黒人の人々は、カントリークラブにしばしば拒否された」
・日常の一般的な会話の中で使う呼称としては、上記のWhite people、
Black peopleを使うのが無難ではないでしょうか。
・「白人」は英語で、 Caucasian(s) 「白色人種」とも言いますが、
ほとんどの場合、white people を使うのが無難でしょう。
・アメリカでは、「黒人」のことを African-American(s) 「アフリカ系アメリカ人」
と言うことがありますが、一般的に、black people を使うのが無難でしょう。
ご参考になれば幸いです。