回答
英語の文には、必ず主語と動詞があります。
英語の動詞には、be動詞(am, are, isなど)と、それ以外の全ての動詞である一般動詞があります。
英語の一般動詞(be動詞以外のすべて)には、必ず助動詞の do が前にくっついています。この助動詞 do は平叙文では省略しますが、疑問文や否定文をつくるときに、この助動詞 do を主語の前に出して疑問文をつくったり、この助動詞 do のうしろに not をつけて否定文をつくったりします。
You (do) enjoy swimming.
Do you enjoy swimming?
You do not enjoy swimming. = You don't enjoy swimming.
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英語の感覚では、私と、その私の相手となるあなた(ひとやもの、語りかけるものすべて)を特別視して、その私とあなた(語りかけるものすべて)以外ものを区別しようとします。この区別を、助動詞 do に s をつけることで行います。
I (do) enjoy swimming.(この主語はそれを言っているわたし)
You (do) enjoy swimming.(この主語はそれを言っているわたしの相手であるあなた)
My brother (does) enjoy swimming.(この主語はそれを言っているわたしでもその相手であるあなたでもない誰かなので、助動詞 do に s をつける。
平叙文の場合は、助動詞 do を言わないので、この区別する s は一般動詞につけます。
My brother enjoys swimming.
でもこれを疑問文や否定文にすると、助動詞 do が必要になるので、わたしでもあなたでもないものごとを区別するためにつける s は、一般動詞につけることになります。
My brother enjoys swimming.
My brother does enjoy swimming.
Does my brother enjoy swimming?
My brother does not enjoy swimming. = My brother doesn't enjoy swimming.
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英語の感覚では、ものごとがひとつか、2つ以上の複数か、をとても意識します。
ものごとが2つ以上の複数の場合は、わたしたちも、あなたたちも、それ以外のものごとたちも、わたしとあなたという1対1の関係ではなくなって、そこにわたしとあなた以外のものごとが入ってくるので、s を使った区別はしません。
My brothers enjoy swimmijng.
My brothers (do) enjoy swimming.
Do my brothers enjoy swimming?
My brothers do not enjoy swimming. = My brothers don't enjoy swimming.