回答
通じるかどうかというと通じますが、気をつけたいことが2つあります。
まず、「mistake」と「error」の違いです。
「mistake」は、考えて決めたものが、後になってその決定が間違っていたという間違いを指します。それに対して、「error」は、まず基準になるものが先にあって、それと違っていたという間違いです。日本語はどちらも「間違い」です。
この場合、「mistake」、「error」のどちらでしょうか。
例えば、設計者が組み立て品 (assembly) を設計する際に、O-ring の数はいくつにしようか考えた結果、3個にしようと決めたとします。その「3」を図面に記載しました。ところが、試作品を作る段階になって、3個では足りない、4個必要だということが判明したのであれば、「3」は「mistake」だったことになります。
そうではなくて、初めから「4」と決まっているのだけども、図面を作成する際にうっかり間違って「3」と入力してしまったというのであれば、それは「error」です。
There was a mistake with the BOM quantity of O-rings listed on the assembly drawing.
There was an error with the BOM quantity of O-rings listed on the assembly drawing.
BOM (Bill of Material) は、奥が深い用語ですが、一番単純な意味では、図面に載せる構成部品リストを指します。もし関係がないのであれば、「BOM」は省いても全く問題ありません。
2つ目に気をつけないといけないのは、時制です。
この間違いがあったのは過去のことで、今は図面が改訂されているのであれば、この文は過去形です。しかし、間違いが発見されたばかりで、図面の改定まで至っていないのであれば、この文は現在形になります。日本語ではどちらの場合も「間違いがありました」と言います。
There is a mistake with the BOM quantity of O-rings listed on the assembly drawing.
There is an error with the BOM quantity of O-rings listed on the assembly drawing.