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2022-04-23 19:18

これは分詞構文ですか?

海外の某スポーツ番組で表示された英文について教えてください。

Aという選手が○というチームと契約をさらに2年延長したということだと思います。

A signed a two-year contract extension with ○, keeping him with the team uxtil the end of 2024.

このkeepingの主語はAで、分詞構文となるのでしょうか?
しかし、keepの目的語としてAを指すhimがあるため、keepingの主語はAではないのでは?と、よく分からないでおります。

回答

2022-04-25 12:58:08
Kevin@MusicoLingo

現在進行形が、目の前の未来について使われることは、日常的にあります。

I’m practicing soccer now.
I’m practicing soccer this afternoon.

ご質問の文が、2026 まで契約延長のように解されることはありません。英語学習の上では、あまり益がない文ですので、時間を費やさない方がいいです。

2022-04-24 17:02:26

詳しく説明いただきありがとうございます。
新しく疑問が浮かんだのですが、これは私の屁理屈かもしれませんが、、
主語は2年契約したことで2024年末まで在籍する(できる)ようになったわけですが、which is keepingですと現在進行形=現在すでに2024年末まで彼を留めているチームと2年契約を延長した=2026年末まで延長、みたいになってしまう気がします。
現在進行形が未来形として使われることはよくあるのでしょうか?

2022-04-24 10:04:36
Kevin@MusicoLingo

もし分詞構文と考えれば、契約書に sign した人と、彼を keep している人が異なるので、文法的に間違いです。

分詞構文ではない可能性もあります。関係代名詞の非制限適用法 (nonrestrictive relative clause) で、which is が省略されている場合です。

Jimmy Fallon signed a two-year contract extension with NBC, which is keeping him with the team until the end of 2024.

上の例文の場合、契約相手は NBC で、彼を keep するのも NBC です。NBC は team を管理する会社あるいはオーナーです。

この which is が省略されることはよくあって、"whiz deletion" (元は wh-is deletion) という呼び名があるくらいです。

しかし、この文の場合、which is を省略することが、文法的に正しいのか、あるいは間違っているけど許容範囲内なのかについては、言語学者の間でも意見が分かれると思います。その理由は、ご指摘の通り、まるで分詞構文のように思えるからです。私だったら、関係代名詞を使わずに、例えば次のような文にします。

Jimmy Fallon signed a two-year contract extension with NBC. He will stay with the team until the end of 2024.

いずれにしても、ご質問の文は、文法的に怪しいというのは間違いありません。でも、この文章は十分に意味を伝えています。「原因があって、結果がある」という形で、分かりやすいからです。英語話者でも、疑問にさえ思わない人がかなり多いと思います。

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