回答
とにかくスペルや教科書に書いてある発音などは無視し、耳で聞こえたままを"そのまま" 発音したら宜しいかと。
例えば今話題のメーガン妃は実際の英語の発音はメガンに近いですし、カーダシアン姉妹のジェンナーは実際はジェナーに近いです。ラジオはレィディオー、テーブルはテーボー。日本式の振り仮名・読み方を一切無視して下さい。
そして、アクセント位置を意識し自信を持ってハッキリ発音する。日本人特有のモゴモゴとした平坦な発音ではなかなか伝わりにくいかと思います。
Youtubeなどを見て、英語を喋る人達の口の動きに注目して下さい。日本人より口や舌の動きが大きいのが分かるかと思います。
とにかくコミュニケーションを図りたいのであれば、ハンドジェスチャーや顔の表情、伝えたい言葉に似た意味の言葉を他にもいくつか言ってみるなど。
語彙が多いに越した事は無いので、それは地道に覚えるしかないですね。
それと、日本人や外国人の喋る英語に慣れてない人はたまにいますのであまり落ち込まないでください。
アメリカ在住10年の日本人より。
3歳から英語学習、留学経験あり、英会話講師経験あり、現在は社内通訳、翻訳などしてます。
自分の経験と、人に教えてきた経験から言えば、皆さまおっしゃるようにフォニックスを見につけるのが一番の近道かと思います。
フォニックス=発音記号は、その文字が持つ音を作るための口や舌の形を表しています。発音記号が指示する通りの形を作ったら、あとは声や息を出すだけで、正しい音が出るはずです。
初めは発音記号ひとつづつ練習します。
口の形、口の中の形、がわかり、実際に目の前で発音してくれる人がいるような動画を使って練習するのが一番です。最近ならYouTubeなどで見つかるでしょうか。
ひとつづつの音の出し方になれて来たら、次は、その音が含まれる単語の発音をいくつも練習します。
辞書を開いて、発音記号だけ見て正しい発音で単語が言えるようになればOKです。
さて、正しい音を身に着けたら、今度は滑らかに発音する練習です。
これは、洋楽を歌詞カードを見ながら一緒に歌う。というのが一番やりやすいのではないでしょうか。ほかにもドラマなどを復唱しながら見るのもいいと思いますが、歌なら繰り返し何度も歌ってもめんどくさくないです。
ここで注意したいのは、単語の終わりの音から、次の単語の初めの音へ移り変わるときに一つの口の形から次の形へ滑らかに移行する、というプロセスをきちっと行うことです。やってみると気づくと思うのですが、英語がつながって聞こえる原因はここにあります。このプロセスをマスターすると、もう英語がつながって聞こえることはなくなると思います。口の形がどう変わったか、音を聞いて理解できるようになるからです。
このプロセスに注意しながら、耳に聞こえる歌と、自分が発音する歌が限りなく近づくように、滑らかに発音できるように繰り返し練習します。
最終的に、自分の発話でも同じ発音(口の動き)ができるようになれば、もはやネイティブにわかってもらえないこともなくなるはずです。
ポイントは繰り返し練習し、何も考えなくても発音記号の通りの口の動きができるようになること、単語のつなぎ目の形の移り変わりの音(リエゾンなど)も注意して発音すること、です。
例えば、最後に聞こえない程度の子音がつく単語がありますよね。弱くて聞こえないかもしれないけれど、口の形はきちっと作っておくのです。すると、次の単語への移行の際にそれらしい動きと音が出るはずです。
例:I need to talk to your Dad.
need to/ talk to/ your Dad
このあたりでつながり気味な発音になると思いますが、
一つ目の単語の最後の音が小さくても口の形はきちんと作り、次の単語の初めの発音記号が持つ口の形へ滑らかに移行して、音を出す。すると、それらしく聞こえると思います。
最後に、自分の経験から、フォニックスをマスターしたことによる副産物があるようなので、紹介します。
*読めない単語がなくなる(もし不明があっても辞書の発音記号を見ればわかります)
*音を聞けば見たことのない単語でも書き取れるようになる➡結果、単語を覚えやすくなる
*自分が作り出せる音は聞き取ることができる➡リスニング力が格段に上がると思います
長くなりましたが、以上が発音を向上させるために自分の経験から導き出した練習法でした。
発音を向上する以外にもいろいろ利点になる部分があるので、ぜひ取り組んでみてください。
ちなみに、これをマスターしたせいかどうかはわかりませんが、私はよくネイティブに、君は何のアクセントもないね、といわれます。NZで留学し、USやUK、その他イタリア、ロシア、インドなど様々なアクセントを持つ人たちと仕事をしてきた結果、どこにも属さない発音になったようです。。。いいのか、悪いのか。。
ですが、発音のせいで言ってることを理解してもらえなかったことは一度もありませんので、何かしら参考にはなるのではないかと思います。
あくまで個人的な見解ですが、中学ぐらいからの留学経験(10年近く)のおかげで発音はネイティブにもべた褒めしてもらえるぐらいのレベルには達しているので、参考になれば幸いです。
Q1: なぜ英語の発音が難しいのか?
言語というのは発音の数が言葉によって違います。言葉には母音と子音があるのはご存じだと思いますが、英語は母音の数だけでも30個はあります。ですが日本語の母音は「あいうえお」の僅か5個です。
つまり、日本人にとって英語の発音が難しい理由は単純明快。
「知らない母音(発音)が多すぎるから」
です。
当然でしょう。知らない音を出してみろ!と言われてもできるわけがありません。
そして日本人はただでさえ、幼少期の頃から日本語オンリーで育ちます(インドネシアやフィリピンでは、母国語に交えて英語も普段から話します)
ただでさえ母音の数が圧倒的に少ない環境な上に、それ(日本語という単純な音の羅列)に耳が完全に慣れきってしまってるのですから、難しいのも無理はありません。
Q2: 効果的な練習方法は?
質問者さんの年齢がおいくつなのかはわかりませんが(※理由については後述)、私が留学時にやっていた練習方法は、洋画ドラマのキャラの真似です。
好きなドラマ(まずは会話が簡単で面白いコメディなどがオススメ)を見ながら、そのキャラになり切ったつもりで真似をします。可能な限りそのキャラと同じような発音をします。やはり、ネイティブの発音を手に入れるならネイティブの喋り方を取り込むのが一番の近道でしょう。
そもそも日本人は英語のアウトプット(知識の出力)がインプット(知識の入れ込み)より圧倒的に不足しています。せっかく授業で新しい単語や英文を聞いても自分の口で発して練習しなければ上手くはなりません。
とにかく、聞き得た英語は喋って喋って喋りまくること。数をこなすことがとても大切です。
もう一つは、発音記号を覚えること。
日本では「発音記号なんて読まないでしょww」と軽視されがちですが、英語が第二言語の人が発音をしっかり覚えるのなら発音記号のいろはを覚えるのは非常に重要です。
覚えると言っても、暗記したりとかではなく、直感的に記号を見たら読み方を口ずさめるように「慣れる」ことが大切です。
発音記号は口の形や舌の使い方を記号で表現しているようなものなので。
そして、英語の発音は口/口の中の動きが非常に複雑です。
口/口の中の動きが正しくできるか否かで発音の質も変わってきます。
なので、発音記号に慣れ親しめれば自然と正しい発音ができるようになります。
ただ、ネイティブ並みの発音を目指すのであれば、成人の方だとかなり難しいでしょう。
上記で上げた通り、発音練習にはネイティブの真似や発音記号の理解が効果的です。が、しかし、発音というものは後にも先にもやはり「耳」で覚えるのが基本です。(だから同じ英語でも地方によって「訛り」があるのです。地元の訛りを耳で覚えているのからです)
ですが人間の耳の成長は基本、10代半ばまでに出来上がってしまうと言われています。
ネイティブの子供たちは幼少期の頃から、耳で聞き、大人の真似をしたり、友達とお話しして練習したり、発音記号も学校で勉強してネイティブらしい発音を身に着けます。
よって、耳の成長を完全に遂げてしまった成人がネイティブの発音に近づけるには相当な耳のよさ、語学センス、直観力が必要になると思います。
兎にも角にも、発音はよく聞いて、よく理解して、よく喋るのが最も手っ取り早い且つ唯一の方法でしょう。地道にコツコツ、自分のペースで頑張ってくださいね。
私も”Phonics“フォニックスを強く進めます。
フォニックスとは幼少の頃、ひらがなの五十音表を見ながら「あ、い、う、え、お」と練習した経験があるなら、それの英語版だと思っていただけると分かり易いかと思います。
日本人が英語が上達し辛いのは英語学習の初段回から学校でフォニックスをちゃんとやらないからだと思ってます。
フォニックスを学ばないという事は小学校1年生の国語の授業で五十音表を使わないのと同等だと思います。
もちろん英語圏の子ども達は小学校でフォニックスを学びます。
フォニックスの学び方はYoutubeにフォニックス関連の動画が沢山上がっているので、それを観れば良いと思います。
日本人向けのフォニックス動画もいくつかあります。教材費は無料です。
まず、伝わる伝わらないの前に、外国人に話しかけることができるあなたが素晴らしいです。
出川哲朗さんて番組の企画でアメリカなどへ行って積極的に話しかけて何とか通じてますが、発音に関してはお世辞にもお上手とはいえませんが、なぜか会話が成立しています。
ある講座で教えてもらったことですが、日本人は基本的に声が小さいので発音がどうこうの前に聞き取れないとのこと。
出川さんはとにかく声が大きい、まずこれが重要だと思ってます。
細かい発音にかんしては、日本語は母音が必ずつく言語、英語は子音だけで発音することが多い言語なので、日本語英語のように母音まで発音しないようにするといいそうです。
スペル通り母音を付け加えずに発音し、大きな声で話すというのが良いようです。
オリンピックでたくさんの外国人が日本に来られるので、少しでも多くの外国人と話して日本を楽しんでもらえるように英語の勉強を頑張っていきたいと思っています。
お互い頑張りましょう
自慢じゃないですが、発音に関しては自信がある学習者の一人です。
(このサイトのスピーキングテストで1位になったこともあります。)
練習方法としては、基礎習得段階でCDなどの音源で英文を何十回・何百回も繰り返し練習したのが一番効果があったと自負しています。
英語の一文(または一節)を聞いて、一時停止し、聞いた通りに発音する。
シャドーイングもいいと言われますが、私はリピーティングでやっていました。
きちんと音を聞いてから、発声したいし、自分の声を聴いたほうがいいと思ったからです。
基礎段階を越してしまうと、それまでの発音のクセが化石化して、なかなか矯正するのは難しいと思われます。
しかし、意識して発音を練習していればある程度は矯正できると思います。
私は今、この方法でアメリカドラマを練習しています。
ドラマのワンシーン(実用的な会話シーン)を抜粋して、それをリピーティング練習。
後日、言語交換仲間たちと声優のように声劇をセッションします。
一人でやるより、仲間たちと一緒に練習するほうが楽しいですよ。