回答
「社交距離」、「者間距離 」に賛成です。social distancing には、それに「維持」とか「保持」を付けましょうか。私の思いつきですが、「個人間隔保持」はいかがでしょうか。
social distancing (social distance) は、今のパンデミックが始まってから言われるようになりました。そもそも正しい言葉の使い方なのかどうかは、アメリカ人の間でも疑問があります。パンデミック時に、人と「social (社会的な) 距離」を置く必要はなく、むしろ社会的関係維持に努めるべきです。
私の周り (アメリカ) では、physical distancing (physical distance) が正しいとする人が多く、私もそう思います。病院や職場でも、social distance という言葉を使わずに、“Keep physical distance. “ や “Keep 6-feet distance.” という標識が数多くあります。
しかし、コロナ禍のニュースに乗って、あっという間に世界中に広まった social distancing という言葉は、いまさら訂正されないでしょう。
そういう背景を踏まえた上で、social distancing (social distance) を日本語に訳すのではなく、日本人の間で分かりやすい言葉を、日本語で独自に考えてほしいと思います。
そのcompliance manualの内容が、規則を順守するためだけの内容となっているのであれば、規則順守手引きが適切でしょう。
complianceをそのままコンプライアンスという日本語として使っている場合、それが規則の順守だけでなく、例えば規則を越えた、または規則では捉えきれないような倫理的な問題にまで及んでいることがありますから、そういうところまでカバーした手引きなのであれば、規則順守手引きでは不足かつ不適切でしょう。
英語の単語をカタカナで書けばいいということを言っているのではなく、そのことばがどういう意味を含んで使われているかということを考えて、使う人にとって適切な日本語なりそのままのカタカナを当てはめるなり納得のいく訳をつければいい、ということです。
compliance manual を日本語で訳すとこれ、という決まった訳語はない、ということです。