回答
こんにちは。
「どこまでまっすぐいらっしゃいますか。」に当たる英語の表現はいくつかありますが、「Where are you going?」「Where can I take you?」などが一般的だと思います。「まっすぐいらっしゃる」というニュアンスは英語では不要なので省かれます。
ただし、英語が話されている国などでは日本とお客様対応が違うので、その理解と配慮が必要です。
日本では、スタッフや運転手がお客様に声をかけて、それに客が応答する形で注文などをして、サービスが進みます。
英語が話されている国などではこれが逆で、客の方から、スタッフや運転手などに声をかけることでサービスが開始します。
タクシーの場合、客がタクシーに乗り込んむと運転手はまず「Hi! How are you?」などと言って客がいることを認知します。その返事として、客の方から「Hi, can you take me to the Union Station, please?」などと、注文や要求を聞かれる前から先に言ってしまいます。客から運転手に声をかけることでサービスが開始する、という理由と、タクシーに乗り込んでいるのだからどこかに行く用事があるという前提がすでにあるので、運転手が「どちらへ?」と聞くまでもない、という理由からだと思います。
英会話のレッスンなどで意外と教えてもらえないのは、お客様対応の際に、スタッフや運転手は、まず始めに「Hi, welcome.」などと軽い笑顔で言って、お客様がそこにいることを私が認知しましたよ、ということを知らせて、お客様の注文や要求をお聞きしますよ、という姿勢があることを示すことが、とても重要だということです。この際にお客様と軽くアイコンタクトを取ることも重要です。サービスが終わったら、「Thank you. Have a nice day. (夕方以降ならHave a nice evening.)」などと言ってサービスを締め括ります。