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2020-11-23 17:16

ライティングの伸ばし方

英検2級くらいのライティングをする時に、日本語で一度言葉を整理して英語を書き始めてしまいます。ですが、それは良くない勉強の仕方だと思います。英語は英語で考える事が大切だと思うのですが、何度もライティングを練習するうちに英語だけを考えて書けるようになるでしょうか。それとも、練習方法を変えるべきでしょうか。変えるべきならば、どうすればいいでしょうか。
教えていただけたら嬉しいです。

回答

2020-11-25 12:42:27
Kevin@MusicoLingo

英語は英語で考えて書くのが大切というのは、まったくその通りです。それを目標とすべきです。ライティングを繰り返しているうちに、英語で考えて書けるようになります。でも、それには時間と努力が必要です。日本語でも英語でも、考えるということは、聞く、話す、読む、書くという言語能力だけでなく、それまでの経験、知識、生活文化など、その人のすべてが含まれるからです。

あることについて、過去に考えたことがあるとき、そのときの思考言語が日本語だったのであれば、もう一度考え直すときにも、日本語で考えるのが楽になります。英検2級ライティングで、そのようなトピックが出題されたら、すぐに英語では考えにくいものです。無理に英語だけで考えて文章を書こうとすると、思考が浅くなって、英語は出来たけども、中身が幼稚だったりすることがあります。

なので、英語を身に付ける過程においては、まず日本語で考えて、それから英語に変換するのは、自然なことだと思います。そのことを、「間違っている」と思って避けることはやめたほうがいいと思います。だれもが通る道ですから。

もちろん、英語だけで考える訓練を積むことはできます。例えば、リンゴをかじって、”This apple tastes good.” と思うのは簡単です。そういう日常的に英語で発想することを、どんどん増やしていくことです。そのうちに、一度英語で考えたことは、次に英語で思い出すので、英語でまた考えるのが楽になります。

英語だけで考えるトレーニングとして、free writing をお勧めします。

タイマーを使って2分間、頭に浮かんできたことを、すぐに英語でノートに書きます。何の脈絡もないことで大丈夫です。浮かんできた感情とか考えをすぐに英語でノートに書きます。手を止めないでください。目的は、2分間という限られた時間中、頭の中を完全に英語に切り替えて、自分の思いをできるだけたくさん英語で表現することです。かなりエネルギーを使います。これを朝夕、毎日繰り返します。慣れてきたら、時間を延ばしていきます。

英作文の添削をしています。
kevin@musicolingo.com

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