何のために勉強するのか
公立高校に落ちました。
受けた学校はとてもレベルが高かったのですが、素敵な高校だったので1年間受験勉強をしてきました。
努力は必ず報われる、と私の周りの大人の人は言ったので、信じて勉強してきました。
結果が出て思ったことはなんか馬鹿馬鹿しいってことです。
受験のために今まで勉強してなかった周りの子が目の色を変えて勉強しまくり、今までほったらかしにしていた親や先生も3年になったとたんに口出しをはじめ、「受験勉強」はするようになったけど私は多分気持ちがついてきてなかったんだと思います。
結果がついてこないと勉強したうちに入らないとたくさんの人に言われました。
そのとおりだと思いますが、それは結果のために勉強してるってことなんでしょうか。
そもそも何のために勉強はするのでしょうか。
たった一回きりのペーパーテストの点数で、未来が大きく変わるのは変な気がします。
言ってしまえば紙切れのために1年、いやそれ以上かけるのはあまりにも馬鹿馬鹿しすぎる気がします。
受験勉強をしている間に、たくさんの人と話をしたり、芸術に触れたり、旅をしたりするほうがよっぽど臨機応変に対応できる人間になれると思うし、感情が豊かで、深い人間になれると思います。
日本の政治家の良くないニュースをよくみますが、ひたすら勉強しても東大を出ても、常識が無い人は社会に出て人のために尽くせる人間にはなれないと思います。
なんで受験勉強をしないといけないのですか。
意見を聞いてみたいです。
回答
>お勉強は何故するのか。
大切な疑問ですねー。
外的な視点と内的な視点で考えてみましょう。
・まず外的な視点で見ると……
学校でお勉強させられたり、
行きたい高校の受験勉強に向けて頑張らされたり、
高校や大学へ行くのが当たり前だと思わされているのは
経済界やお国の都合が元です。
それに合うよう教育界はカリキュラムを組んでいて、その構図のせいで親や先生は良い大学に行けだの勉強しろだのと煩いのです。
そしてなんでお勉強が座学ばっかりかというと、知識は測りやすく指標を求められるので、知識を重点的に教えざるをえないからです。
知識を溜め込み設問に答えるためだけにお勉強するだけの時間をずーっと過ごすっていうのは、
それはもう勿体ない事だと思います。
・では、内的な視点で考えると…
直感的に感じていると思われますが、
広くて狭い社会の中で色んな人と互いに補い合いながら
生きるために必要な事って色々ありますよね。
大事なのはそれを常日頃「学習」することだと思います
「学習」というのは、体験でも座学でも色んな経験から、多様な物事の捉え方や考え方、行動力など、何かを成し遂げるためのあらゆる能力を身に着けていくって事です。
だから「たくさんの人と話したり、芸術に触れたり、旅したりして、臨機応変に対応出来る人間になって、感情豊かで深い人間になる」のだって、きっと役立つと思います。ぜひやってください。
では、考えるための知識も必要になってくるのは分かりますよね。
自分の人生と周囲の都合の両方に効くような学習を心がければ、
受け身でお勉強させられるのに比べたら、勿体なさが減ると思いませんか。
知識のおかげで素敵な場所に行けたら嬉しいでしょうし、素敵な場所を最大限楽しむに
も知識が必要だったりします。
では、学習して、良い場所にも行って、豊かに深く生きるのは
何のためでしょうか?もしくは、何をやれているといいと思いますか?
自己実現の話です。
おそらくこれは考えてもどこかで止まります。
素材が完全ではないはずです。
ご自身がこれまで「好きでやっていた、もしくはやりたかったこと」はあるかもしれませんが
世の中には「表には出ていないけど知ることで初めて魅力を感じて没頭したくなるような事」が
割と溢れています。
そういった事に辿りつくためにも、
やっぱりぜひ魅力的な人や仕事に出会える機会を増やしてください。
本や雑誌やブログだって人の意志が込められているので、ある種の出会いとなります。
素敵な学校や友達だけが最終地点じゃないですよね。
これからも受験勉強する事があるかもしれませんよね。
今度は勉強しながら色々な所に顔を出せる方法を考えてみては?
厳しいことを書きます。
>たった一回きりのペーパーテストの点数で、未来が大きく変わるのは変な気がします。
この主張は正しいです。
>言ってしまえば紙切れのために1年、いやそれ以上かけるのはあまりにも馬鹿馬鹿しすぎる気がします。
しかしこれは貴方の甘えです。
>受験勉強をしている間に、たくさんの人と話をしたり、芸術に触れたり、旅をしたりするほうがよっぽど臨機応変に対応できる人間になれると思うし、感情が豊かで、深い人間になれると思います。
受験勉強をして、良い学校に入ると自分から会いに行かずとも色々な人と会う機会が増え、芸術や音楽の造詣が深い人の話を聞いたり、それがもとで様々なところへ行く機会も増えます。その結果、旅をする可能性も上がるでしょう。そして、感情は豊かになり、深い人間に成長していくのではないでしょうか?
臨機応変な人になれるかどうかについては、あなた自身がそうなりたいかどうかによるところが多いでしょう。一度に多くの仕事をしなければならないような役職(例えば生徒会長など)になって訓練できるかどうかが関係します。
>日本の政治家の良くないニュースをよくみますが、ひたすら勉強しても東大を出ても、常識が無い人は社会に出て人のために尽くせる人間にはなれないと思います。
一学年3000人近くいる東大生を十派一絡げにしても無意味ですが、確かに一理あります。成績が良い人というのは大なり小なり、興味関心があるものに対する情熱が強く、それ以外をおろそかにしがちです。そのため、他人との関係をうまくとれない人が多く出てきてしまうのも事実です。
ですが、貴方はそうなりたいのですか? というだけの話であって、それと勉強をするかどうかという話は別です。
高々志望校に落ちた程度で何かを悟ったり、逆に諦めたりしてしまっている貴方がどうして、勉強して頑張っている人を非難できるのですか?
まだ一度失敗しただけじゃないですか。今回がダメだったら、次を頑張ればいいだけでしょう?
わかる人は1度のテストで本当の価値をはかることはできないという事を知っています。
そして私が思うに、このような悩みは年を重ねるにつれ解決していくでしょう。
私は勉強はお金よりも自信の幸せにもっと関係していると考えます。下の方が言うように勉強とおかねは若干の相関性を持っているのも事実ですが、子供のころ受験に失敗しても会社で実力が認められ普通の人より稼いでいる人もいるし、玉の輿で裕福に暮らしている人もいます。研究者の人たちはノーベル賞の賞金がほしいから研究をするわけではありません。それよりか、勉強して得られる幸せ(英語で外国人と結婚する、礼儀・マナーを勉強して友達を増やす等)の方がお金をはるかに上回ります。お金も最低限は必要ですが、日本でならそれくらいは誰でも稼げるでしょう。貧困層と富裕層の感じている幸せにはほとんど違いはない、という研究結果も出ています。
言葉は悪いですが、そんなしょぼい事でくよくよせず、合格ではなく自分の夢に向かって邁進してください。
・・・私の 学生時代の時と アナタの考え方は 似ていますが・・・
・・・結論を 言いますと・・・
・・・勉強は オカネを 稼ぐために するモノ です・・・
・・・逆に 言えば・・・ オカネを 稼げれば・・・
・・・勉強を する 必要 なんて ありません・・・
・・・要するに・・・
・・・生活 できれば イイのです・・・
・・・ただ・・・
・・・より 簡単に オカネを 稼げるのは・・・
・・・一般的に・・・ より たくさん 勉強した 人達・・・
・・・というのが 現実的な 社会状況 ということです・・・
・・・そういう 社会で 生活している以上・・・
・・・目に見えない 身分制度からは・・・
・・・誰も 逃れられないのです・・・