副詞の位置
英文法に関して、副詞の位置について質問が有ります。英文法大全と言うサイトを見ると、副詞の位置について説明が出てきますが、他のウェブサイト上の説明と内容が違う部分も見られます。例えば、副詞は助動詞の後、be動詞の後に置きますが、元の英文に助動詞とbe動詞が登場する場合、be動詞の後に置くのが正解なのでしょうか。或いは、不定詞を修飾する場合、必ず副詞はto不定詞の前に置かなければならないのでしょうか。ルールが複数有るのは分かりますが、厳密にそれらのルールをどのような形で適用していけば良いのか、教えて下さい。実際のところ、副詞の位置についてはケースバイケースで決められていて、それらを例文を通して一つずつ覚えて行くしかないのでしょうか。
回答
例えば、always という「常に、いつも」という頻度を表す副詞について、動詞を修飾するように使うとすると、
be動詞の場合、I am always late for school. と、be動詞の後ろに置くのが一般的です。
I always am late for shcool. とbe動詞の前に置いて言っても通じないことはありませんが、こうすると always を随分と強調したように聞こえます。
また、質問文の
How often are you late for school? の答えとして、
I always am.
という(皆まで言わない)答え方ができますが、この際には副詞のalways はbe動詞の前に置きます。I am always. だと後に何か続く感じがするので、文の終わりとしては落ち着きません。
一般動詞の場合、I always stay up late on weekends. と、一般動詞の前に置くのが一般的です。
I stay always late for shcool. と言ってしまうと、後ろの late にかかっているような感じでごちゃごちゃになるので、動詞にかかる副詞を一般動詞の後には置けません。
また、質問文の
How often do you stay up late on weekends? の答えとして、
I always do.
という(皆まで言わない)助動詞のdoを使った答え方ができますが、この際にも一般動詞のときと同じく副詞のalways は助動詞doの前に置きます。I do always. だと後に何か続く感じがするので、文の終わりとしては落ち着きません。
一つの文に助動詞と動詞が登場する場合
I can always be reached at this number.
I can always trust this person.
と、助動詞と動詞の間に副詞を置きます。これは、動詞が一般動詞でもbe動詞でも同じことです。