回答
海外経験が長くない限りは、絶対に必要です。アメリカ人が英語を勉強し無くても、普通に話せるのは生まれた瞬間からずっと英語を聞き続け、その過程で英語のルールを体得しているからです。それは我々が日本語を体得するのと同じこと。向こうの人たちも2,3歳で少しずつ英語を話せるようになり、10歳ぐらいで細かい表現などの使いこなせるようになります。
では我々日本人に英語を1日起きている間ずっと、すなわち10時間以上の英語の勉強を1日も休むことなく10年間続けられるかというと、無論不可能です。特に我々は日本語脳が完成していますから余計に大変でしょう。そこで英語のルールである文法の習得が最優先になります。実際に会話で主に使うのは中学文法程度ですし、高校文法まで身に付けておけば、大体のことは表現できるでしょう。あとは語彙力次第ですね。
日常会話とか感覚的な話をするのには、ひょっとすると要らないかもしれません
単語と勢いだけでいけるみたいな。
でも、抽象的だったり専門的な話になればなるほど、文法を知っている必要性は高まっていくと思いますし
ちゃんとした文章を読むためには色んな構文知ってないと無理ゲーだと思います
必要不必要は目的によって変わりますよね。
たとえばちゃんと情報リテラシーをつける目的で英語を学ぶと仮定した時、
色んな英語の新聞を正しく読めるレベルに達するために何が必要か
ちょっと考てみてはどうでしょう。
ところで、最も必要だからそれを最優先に学べばいいかというと、やっぱ自分に合ったステップってあると思います
おおざっぱですが、慣れ→文法→慣れ→文法って感じで学んでいくことになるんじゃないでしょうか。
私も一時期「文法っているのかな?」とか考えたこともありましたが、やっぱり必要です。
海外旅行で何とかなればいいや程度であれば単語の羅列やよくある「指さし会話帳」的なのでも何とか間に合いますが、やっぱり現地の人としっかり意思の疎通をしたいというのであれば、しっかり学ぶべきだと思います。
日本人同士で会話するときも完璧に文法に正確に会話しているわけではありませんが、「過去を表す時は~だった。と言う」ぐらいの最低限のことぐらいはやはり意識していないだけで、やっていますよね。
いざ会話になって外国語で文法どおりに話すのは結構大変だし、文法上は・・・とか考えてると時間がかかってしまうこともありますが、現地の案内表示とかを理解するうえでも欠かせないものだと思います。
必要に決まってるでしょ。
If Tokyo Denryoku had monitored nuclear power plant more carefully,those accident would not have happpened.
この文章の意味は解りますか?これは過去に無かった事実を仮定する過去仮定法完了文です。皆さんも「あの時、こうしていればよかったのに!」と言いたくなることはあるでしょう。
訳「もし東電がきちんと原発を監視していれば、こんな事故は無かったかもしれない。」です。
それを言うためには
if 主語+Had 過去分詞を作って、次に主語 Would(could,should) Have 過去分詞
を作る必要があります。きちんと文法を解っていないと高度な会話や文章などが解らないですよ。toeicでも出題されますよ。
先生は二人共正しいです。
欧米外人は文法を意識しないでペラペラです。しかし英語を外国語として学ぶものとしては、文法は学習の手がかりであり、基準にもなります。後者の方にとって、文法なしでは英語習得は有り得ません。
この両者の差は、英語を学び始めた年齢に依存します。
若い世代に学習を始めた方はより直感的で文法に依存せずに高度なレベルに到達できますが、やや遅めに学習を始めた方は文法をバイブルに構文を作って行きます。
普通に日本の英語教育を受けた方が、「英語は慣れだ!」というのであれば、それは疑問です。この場合「英語はカンだ!」と聞こえるので、嘘っぽいです。構文をたくさん暗記しろという意味では正しいと思います。
ちょっと脱線してしまいましたが、小職の結論では「文法は必要です」です。文法なしでは、言っていることがめちゃめちゃになってしまいます。この事は、日本在住のフィリピン人とかイラン人とかの日本語を聞けば容易に想像が付くかと思います。