回答
【使用した教材】書名を忘れましたが語源辞典
【勉強した期間】1~2ヶ月?
【難易度レベル】大学受験
【やり方】
通信教育会社が販売していた受験生向けの語源辞典を読みました。暗記しようと努力した覚えはありませんが、結果として大学には合格しました。語源学習のいいところは、記憶に残りやすいことですね。大学受験は10年以上前のことですが、印象に残っている説明は覚えています。
例を挙げると、こんな感じでした。
star, aster は星に関する語である。関連語は以下の通り。
[disaster]
分離を表す接頭辞dis-がつき、「星に見離される」ことから「災厄」の意味となる。
[asterisk]
アスタリスク、星印。
[astronaut]
航行者を意味する-nautがつき、「星の航行者」から「宇宙飛行士」の意味となる。
[astorology]
学問を意味する-logyがつき、「占星術」の意味。かつて占星術は学問であった。
[astoronomy]
法や知識体系を意味する-nomyと合わさると「天文学」となる。
性質上、高校レベルの語彙を覚えてから語源を勉強したほうが「そういう意味だったのか!」と感動する機会が多いので、純粋に読み物として楽しいと思います。注意としては、基本語彙より先に語源を知ったところで退屈で続かないところ。3000語くらいは知っている状態でスタートしたほうがいいです。理系の方にもおすすめ(ラテン語由来の単語は一見難しいけど、語源の知識が役立つことは多い)。
ベタですが記入例を兼ねて。
【使用した教材】Duo 3.0
【勉強した期間】3ヶ月
【難易度レベル】大学受験、そこそこ英語が得意だった社会人
【やり方】
とにかく周回を多くした。1周目は本を見ながらCDを聞いて意味をイメージするだけ。飽きたらそこで辞める。1周目は時間がかかるものと覚悟して、とにかく継続することを心がける。私は3週間ほど使いました。
耳が慣れたら気まぐれに書き取り(ディクテーション)してみる。スペルが覚えやすい単語とそうでない単語がはっきりする。覚えにくい単語を重点的に、かつ例文丸ごと口をついて出るように音読する。特にLとRを間違えるような単語は音読をしっかりこなす。
セクションごとに似たテーマにまとめられているので、聞きやすいセクション(日常会話などの軽い話題)と聞きにくいセクション(自然科学など)が出てくる。聞きにくいセクションが続くとつらいので、日付によってセクションを選択するようにした。
例:6日はセクション6、16、26、36。9日はセクション9、19、29、39。
しっかり修了したつもりでも、聞きにくかったセクションは忘れるのが早いです。今でもたまに復習します。