過去についての違い

現在形に、be動詞 + 一般動詞の現在分詞（〜ing）をつけると、現在進行形となって、まさに今それが起こっている、という時のセンスを表すことができます。
この現在進行形の be動詞を過去形（was/were）にすることで、過去進行形にすることができます。これは、まさにその過去の一時点でそれが起こっていた、という時のセンスを表すことになります。

現在形を過去形にすると、過去のある一時点でそのことが起こった、ということになりますが、進行形の「まさにその時で〜していた」というニュアンスは表すことができません。

◯ I was baking cookies when you called me yesterday.
あなたが昨日私に電話をかけてきたその瞬間に、私はクッキーを焼いていた。
この表現は、過去形では表すことができないので、
× I baked cookies when you called me yesterday. ということはできません。それは、あなたが昨日私に電話をかけてきたその瞬間に、私がなにをしていたのか、ということは、過去進行形でなければ表せないからです。