過去分詞の違い

英語の動詞で原形ー過去形ー過去分詞形を習う時に
・love - loved - loved（過去形・過去分詞形どちらも ed をつける）
・read - read - read（過去形・過去分詞形ともにつづりは原形と変わらない＝発音が変わることがある）
など、パターンがあると習いますが、それぞれ特に何か理由や規則があってそういう変化をするというよりも、ことばが発達する中でそういう変化で用いられる動詞が出てきた、ということをパターンによって紹介しているだけです。言語学的に説明ができる可能性がありますが、一般の学習者にはそういう学問的な説明はあまり役に立ちません。
ですので、パターンでまとめて「英語の動詞にはこういう変化をするパターンがあるよ」と紹介することはできますが、それぞれのパターンについて「なぜそういう変化になるのか」という説明ができる一般的な規則性はないので、実際にその動詞を使えるようにするためには、ことばを使う中でひとつひとつの動詞を覚えていくことになります。
動詞の変化のパターンを知っておくメリットは、知らなかった動詞が出てきた時に、過去形や過去分詞形で使うにはどういう変化をするかな？とチェックするときに「あ、あのパターンだな」とピンとくるようになる、ということだと思います。