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2020-05-12 03:50

Theがつく場合とつかない場合について

ディズニー映画『白雪姫』の冒頭、女王と鏡のシーンより

Lips red as the rose.
Hair black as ebony.
Skin white as snow.

なぜroseにだけtheがつくのでしょうか。
どうして他の2つにはつかないのでしょうか。

わかる方がいらっしゃれば、是非教えてください。

回答

2020-05-12 03:50:10

バラにはいろんな色があります。ここでは「赤色の」と特定する目的で the を使っています。それに対し、コクタン材は黒しかないですし、雪も白しかありません。特定する必要がないいので、the を付けていません。

<冠詞の覚え方>
(1) a (an) は、「不特定かつ単数」。
(2) the は「特定」。この場合、赤い種類のバラ。
(3) 冠詞無しは「不特定、かつ複数または不可算」。この場合、木材としてのコクタンと、普通の雪です。ebony は、コクタン(黒檀)という樹木を指す場合は可算名詞(複数形 ebonies)ですが、この場合は高級家具の材料を指しているので、不可算名詞です。

冠詞は日本人の多くが苦手とするところですが、たくさんの文章を読んだり聴いたりしているうちに、だんだん身に付いてきます。

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