shoot at とshoot の違いについて
She was shot at by the assassin.
は能動態に書き換えると
The assassin shot at her.
ということになりますか?
受動態になるのは他動詞だけなので、shoot atを群動詞?句動詞?と捉えたらいいのでしょうか?
shootだけでも、「(銃などで人や動物を)撃つ」という意味があるので、
上記の2つの文は
She was shot by the assassin.
The assassin shot her.
でも同じ意味になりますか?
shoot at とshoot の使い分けについてもご教示いただければ幸いです。
回答
おっしゃるとおり、
She was shot at by the assassin.
を能動態に書き換えると
The assassin shot at her.
ということになります。
また、受動態になるのは他動詞、というもの正しい理解で、自動詞である shoot + 前置詞 at が群動詞として他動詞のように働いて、前置詞の後に置かれる名詞が目的語のように認識される、ということも正しい理解です。
shoot を他動詞として使うと「〜を撃つ」という意味になり、その場合目的語となる名詞は「撃たれる」ということになります。
She was shot by the assassin.
The assassin shot her.
shoot を自動詞として使うと「発砲する」という意味になり、前置詞 at の後に置かれる名詞は「〜に向かって発砲される」ということになります。
つまり、最初の例文である
She was shot at by the assassin.
の厳密な意味は、
彼女は刺客によって発砲を向けられた。
となり、実際に撃たれたかについての言及ではないことになります。
この意味で、
She was shot by the assassin. と言う際の「彼女は刺客に撃たれた。」と若干のニュアンスの差があります。