回答
英検2級を取得済みなのですね。頑張っておられますね。こういうネットの質問箱で、的確なアドバイスができるはずもありませんが、我が子に対してならどうのようにアドバイスするだろうかと考えながら書いてみました。追記、という形で、もう少しだけ書き綴ってみます。
私自身は、海外で数年仕事をした経験があります。海外赴任後では、リスニング力は上昇します。コミュニケーションを取るために、一生懸命聞く他ありません。それだけの話です。わからなければ、当然ですが、聞き直す必要もあります。
高校入試直前まで、疑似体験を積み上げるのです。それが、(1) の相当な数をこなすという話です。うまく説明できませんが、タブレットを触っていくうちに勝手に使いこなせるようになるでしょう。そういう感覚です。理屈ではない部分です。
(2) は、理想論ですね。私のイメージでは、長期的な戦略です。息子の1年後の準1級試験に向けて、どういう戦略でいこうか思案中ですが、英検5級から始めても良いと思っています。それで、1年後に2級まで追いついてくれれば良いなと。
CSEスコアなどをみていて思ったのですが、英検2級満点であれば、準1級は合格するレベルと言えます。英検5級〜英検2級の題材がスラスラ解け、完璧にリスニングができるようにすることが、準1級の合格の鍵です。
(3)の部分ですが、いろいろ考え方はありますが、受験英語という意味では、どうせ大学受験がゴールですから、私は、息子に対して、高校入試対策そのものにはあまり意識を向けさせてはいませんでした。それでいて、模試の英語が極端に悪いということはありませんでしたね。
話はそれましたが、塾ではリスニング対策を全然してくれないので、英検の過去問CDでリスニング対策としました。英検2級に限って言えば、過去問20回分ぐらいはやったと思います。では、難関私立高校入試(模試)の英語のリスニングの点数が高いかどうか?おそらく、際立って高くはないと思います。
質問者様の怒りの声が聞こえてきそうですが・・・
結局のところ、リスニングの部分で、足を引っ張ることにはならないと思いますし、そのもがき苦しんだ高校入試までの経験が、今後の大学受験への戦略に活かされるということです。
さて、明日日曜日に、息子の英検2級s-cbtがあります。力を発揮できるかどうか・・・
近々英検2級を受ける中学3年の息子の話です。
1〜2ヶ月の準備期間があった際には、シャドーイングをすると意気込んでいましたが、やりかけてすぐに、シャドーイングは無理があるからディクテーションに方法を変えると言っていました。
英検2級1週間前に迫って・・・難易度が高い学習法のわりには、淡々と生活をしていたので、おかしいなと思い、きちんとやっているか聞いてみました。息子の答えは、ただのリスニング。しかも、繰り返しやるつもりで、最初の回は何度も聞いているものの、手付かずの過去問が多く残っていました。
息子に対する私なりのアドバイスは以下の通り。
(1) 英検の過去問18回分を1週間以内に、本番を想定し、全部リスニングをしましょう。
(2)(まぐれで正解した問題はともかく)間違えた箇所は、絶対に復習すべき問題なので、最低限その問題だけは、スクリプトを見て、音声を聴き直しましょう。
→ 正答率、65%〜95%程度で推移しています。やり切ることで、本番の正答率が数%は上がると見ています。
(3) 長期的視野で、英検3級の文単でのシャドーイングの練習を開始してみませんか?
さて、参考になるかどうかわかりませんが・・・
(1) まずは、読めば理解できる文章レベルであること。でなければ、語彙力の問題です。そして、ただのリスニングで良いから、たくさんの題材で練習しましょう。浴びるほど聞いてみませんか?受験前日まで、相当な数をこなせると思います。
(2) シャドーイングなら、ワンランク下のレベルの文章で行うべきでしょう。英検2級を目指しているなら、英検3級あたりから始めましょうか?ということです。いろいろなレベルの題材を集めて、シャドーイングらしき練習もやってみると良いと思います。(1) と (2)を並行してやれば良いと思います。
(3) 実は私の息子も高校受験生ですが、現時点では入試対策は全く無視しています。そもそも高校入試そのものに興味がないのもありますが、高校入試の過去問だけでは不十分だと感じるからです。対策そのものに意識を向けるより、高校受験という節を利用して、英語力そのものの向上をはかるような意識は必要かもしれません。昭和秀英高校に特化した題材もさることながら、幅広い題材が必要だと言うことです。