回答
一つの文に動詞が一つしかないというのは誤解です。各文には主語 (subject) と述語 (predicate) が一つづつありますが、その述語と、混同されておられるのではないでしょうか。文中にいくつも動詞を加えることは出来ます。
これは日本語でも同じです。一つの文にいくつも動詞を使うことができます。お書きになっている英語を直訳で比較してみましょう。便宜上、直訳の日本語なので、少しぎこちないのは容赦ください。
内容が過激なので、ご注意ください。
Help me make it through the night.
夜を通してうまくやり遂げるのを手伝ってくれ。
英語の動詞
help, make
日本語の動詞
やり遂げる、手伝う
All I really wanna do is be friends with you.
私が本当にしたいことすべては、あなたと友達になることだ。
英語の動詞
want, do, is, be
日本語の動詞:
したい(サ変動詞+助動詞)、なる、だ(助動詞)
All I wanna do is make love with you.
私がしたいことすべては、あなたとセックスすることだ。
英語の動詞:
want, do, is, make
日本語の動詞:
したい(サ変動詞+助動詞)、する、だ(助動詞)
私が思うに、英語より日本語の文法の方が、ずっと複雑で難解です。でも日本の人たちは、日本語を流暢に話すことが出来ます。それは日本語をマスターするにあたり、親が喋っている言葉、友達が喋っている言葉を真似ているからです。文法は考えていないのではないでしょうか。
それと同じように、英語も例文を繰り返し聞き、口に出して練習することが大切です。ただし例文は、出来るだけ日常生活で頻繁に使えそうなものを選ぶようにしましょう。
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