回答
pause を取る場所は、話し手が頭の中でどういう thought group を作るかによって決まります。この文には、thought group が二つあって、その間に pause が入っています。
(1) Others argue that simple raising salaries
(2) may lead to better results.
thought group は、耳で聞いているときは、pause が入るので分かるのですが、文を目で読む場合は、分かりにくいことがあります。特に音読しようとするときです。
読みながら thought group を認識するためには、文脈から話し手が何を伝えようとしているか分かる必要があります。そして、話し手が強調して発音するであろう単語 (focus word) を見つけます。
この文の focus word は、raising と better ではないですか。大抵の場合、各 thought group に focus word は一つしかありません。よって、これらの focus word を含む thought group は、上に書いた二つになります。
その間に pause を入れます。この pause の長さは、その人の話し方によって差があって、一息空いたり、一瞬だったりします。
この thought group と pausing は、身につけると、スピーチや、プレゼンなどに役に立ちます。普段、会話をしていれば、意識しなくても自然に身につくのですが、会話する機会が少なければ、練習することが大切です。ご興味があれば、ご連絡ください。
アメリカ英語の発音を教えています。
kevin@musicolingo.com