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K-W
2020-03-28 09:58

英文と日本訳の対応関係が分かりません

Are the days of using historical records and written clues to learn more about a culture’s oral history numbered ?
ある文化の口頭で伝えられた歴史についてもっと知るために,歴史上の記録と書かれた手がかりを利用する時代は限られているのだろうか?


日本語訳には「知るために」という訳が書かれており、又「手がかり」という訳も書かれています。「written clues to」の"to"は、「ために」という目的を表わすtoと、「手がかり」という訳になるclue toの、どちらのtoなのでしょうか。多分そこが分かれば、この英文と日本語訳との対応関係が分かる気がします。宜しくお願いします。


追伸
Are the days(of using historical records and written clues to learn more about a culture’s oral history)numbered ?
という文構造かなと思っております。

回答

2020-03-28 09:58:39

すわん123さん、回答を下さりありがとうございました!
とても分かりやすかったです。文構造分析におけるポイントも付け加えてくださり、感謝しております。また宜しくお願いします<(_ _)>

2020-03-26 15:51:42
すわん123

KーWさんこんにちは!

長い文ですが、KーWさんがおっしゃるように、Are the days(of using historical records and written clues to learn more about a culture’s oral history)numbered ?という文構造です。

written clues to の "to" は「ために」という目的を表す to と、「手がかり」と言う訳になるなる clue to のどちらの to なんだろう、と言う疑問についてですが、

この長い文を分解して見てみましょう。
文の構造は、おっしゃるようにその根幹が Are the days numbered? です。
で、その the days について、どんな days よ?とツッコミたくなるので、それを説明する形容詞句が of と言う前置詞を使って添えられています。
その形容詞句は、
(the days) of using historical records and written clues to learn more about a culture’s oral history
となっています。まだ長いので、形を見てみましょう。
(the days) of using A and B to do C となっていますね。つまり、C をするために A と B を使う、と言っています。
using A (historical records) and B (written clues) to do C (= learn more about...) となっていて、A と B は形容詞+名詞、C は不定詞+動詞の原型です。
とすると、疑問に思っていらっしゃる to は不定詞の to なので、〜するために、と言う意味の不定詞の to だと言うことがわかります。

これを clues to の to だと読むことはできません。それは、そう読んでしまうと、to 不定詞の後にきている動詞の原型(learn)が置いてきぼりになって、つながらなくなってしまうからです。

日本語はてにをはなど助詞が名詞などの後に置かれます(後-置-詞)が、英語では前置詞や不定詞などは言葉の前にくるようになっています。熟語の暗記などで「be interested in ~」などと言って覚えますが、例えばこの in も、be interested の一部、と言うよりも、in の後にくる名詞の 前 に 置 かれることば(つまり前-置-詞)である事を覚えておくと、文の構造を理解する上で区切りがわかりやすくなります。

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