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hiphop高校生
2023-10-13 22:39

being/having been が省略され、形容詞で始まる分詞構文

Curious to know what had happened,he began to run toward the accident scene.
(何が起こったのか知りたくて、彼は事故現場の方へ走り始めた)

①現在分詞の分詞構文と②受動態の分詞構文を勉強した後に上記の例文を読んだのですが、解説では「Curiousのまえにbeingが省略されている。」と書かれていました。 

上記の例文は 
①現在分詞の分詞構文の例外的なパターンなのでしょうか?
高校生で初学なので混乱しています。どうかよろしくお願い致します。

回答

2023-10-15 11:12:02

Curious to know what had happened, he began to run toward the accident scene.
という英語の文を分詞構文を使わずに言えば、

(As/Because he was) curious to know what had happened, he began to run toward the accident scene.
となります。

英語は書き言葉で繰り返しを嫌う(同じこと、自明なことを繰り返すのはくどいと思われる)ので、書き言葉では分詞構文が使われることがあります。

この文の場合、接続詞 as/because(~なので)に続く節の主語 he とその he の状態(curiousである)ことを言うために置く be動詞は、主文がこの節の主語と同じ he であることから、主文で he と言っているんだから繰り返し言わなくてもわかるだろう、ということで省略するために分詞構文を使っています。

分詞構文は、先にくる節(続いて来る主文についている従属節)の主語が主文の主語と同じであれば、省略するよ、という文の作り方で、その際に動詞が be で主文と同じ時制であれば be も省略しますし、be 以外の一般動詞であればその動詞を現在分詞(~ing形)や過去分詞(受け身の形)にしてつけておけばいいよ、というルールです。

As/Because he was curious to know what had happened, he began to run toward the accident scene.
という文の先に来ている節の主語 he が繰り返しだから省略し、動詞が be で主文と同じ過去形なのでこれも省略し、主語動詞がないので節の接続詞も省略し、ということで、
Curious to know what had happened, he began to run toward the accident scene.
という分詞構文の文ができていて、これは極めて一般的な分詞構文のパターンです。

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