回答
2020-11-27 10:43:37
Kevin@MusicoLingo
1906年、ボクシングのライト級、世界タイトル戦の試合前に、ジョー・ガンズ選手の母親が、“Bring home the bacon.” という言葉を電報で送って、ジョーを応援したそうです。
彼は試合に勝って、アメリカ生まれの黒人として初めての世界王者になりました。そして「ベーコンだけじゃなくて、グレイビーソースもあるよ」と、母親に電報を送ったそうです。
この後から、スポーツ記事に、選手がお金を稼いで帰宅することを指して、bring home the bacon の言葉が使われるようになりました。そして、徐々にスポーツ以外のことにも、広がっていったそうです。
この母親は、試合前から bring home the bacon というイディオムを、すでに使っていたと思われます。ひょっとしたら、黒人のコミュニティの中で、広く使われていたのかもしれません。
他にも諸説がありますが、文字として記録に残っているのは、この説です。
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