supply of capital to the job market の意味は?
下記の文章の意味を教えていただけますか?
Dr Ewan McGaughey, at Cambridge’s Centre for Business Research and King’s College London, agrees that ‘apocalyptic’ views about the future of work are misguided. ‘It’s the laws that restrict the supply of capital to the job market, not the advent of new technologies that causes unemployment.’
特にsupply of capital to the job marketの意味がわかりません。
直訳すると、「失業が起こるのは、新しい技術の出現ではなく、雇用市場への資本の供給を制限する法律のせいだ」となるのかと思うのですが、"雇用市場への資本供給"とは何か、またそれを制限する法律とは例えばどのようなことなのか、さっぱりイメージがわきません。
回答
英語の読みはその通りなので、この意味をどう理解・解釈するか、ということになると思うのですが、前後の文やパラグラフにヒントがあるかもしれません。
私が住んでいる国のコンテキストで言うと、「雇用市場への資本供給を法律が制限する」というのは、例えば企業などが不安定な雇用条件かつ低賃金で労働者を雇用する(ギグ・エコノミーのような)ことを許すような法律、日本で言えば例の「構造改革」的な発想に端を発する新自由主義的な政策に基づく一連の法改正のことではないかと思います。逆に「雇用市場への資本供給を法律が促進する」というと、労働者の権利や安定した雇用を守って全ての人々が安定した収入が得られるように労働条件を整えるための法整備を行なっていく、というようなことだと思います。