回答
こんにちは。
意味はわかりますが、ちょっとぶっきらぼう、というか、とても失礼な感じがします。
なぜ失礼かというと、
・完全な文(主語と動詞の組み合わせ)になっていない
・please がついているけど、主語を省略した命令文になっている
という理由からです。
英語では、人に何かを言ったり頼んだりする際に、完全な文ではなく単語だけとか命令形とかは、とても失礼なニュアンスになるので、気をつけた方がいいと思います。日本語では「お水。」とか「お勘定。」とか「ビール。」とかお店なんかでOKかもしれませんが、英語が話されているところで「water, please!」とか「bill」「beer!」とか言ったら、とても偉そうで失礼な人だと思われます。必ず文にして May I have some water, please? とか、Could you bring a bill, please? とか言った方が無難です。
ですので、Louder, please? は、日本語のニュアンスでいくと、「ちょっと、もっと大きな声で。」と上から目線で誰かに言いつけているような感じになります。
せめて、ちゃんと質問文にして、Could you speak louder, please? と言った方がいいです。
ただし、この質問も、相手を主語として「〜してくれ」とお願いしているので、場面によっては失礼とか厚かましいと取られると思います。
日本語でも同じですが、「もっと大きな声で話していただけますか?」という代わりに「すみません、ちょっとお声が遠いんですが。」と言いますね。これと同じ配慮を、英語を話す人もします。
Could you speak louder, please? という代わりに、
I'm sorry, but I can't hear you well. と言えば、主語が私なので、相手はそれをおもんばかって、あ、もうちょっとはっきり、大きな声で話してあげなきゃ、と思ってくれるわけです。ここで、I'm sorry, but とつけているのも、へり下り表現ですね。こういうへり下りは、英語を話す人も使います。