アクティブボキャブラリー(能動語彙)を増やす学習
現在、アメリカ留学中で日本の大学と比べて課題も多く、課題の大半がリーディングであるため、読むスピードが向上したり理解力が向上したりと自覚できるものも数多あります。しかし、受容語彙が増えるにつれ、自分の能動語彙が一向に伸びないことに悩むようになりました。ネイティブの学生ともたくさん話す機会があるのは留学中の今だと思うので、その中でできる限りアウトプットを増やしていくということは意識的に行っているものの、いつも決まりきったフレーズでしかコミュニケーションが取れず、表現に幅が生まれません。
みなさんはどのように能動語彙を増やす努力をしておられますか。普段のメモの取り方など些細なことでもかまいません。ご意見お待ちしています。よろしくお願いします。
回答
No1のモノです。
もちろんニュースやコラム、オピニオンでも問題はありません。
あくまでも私の個人的な考えなのですが、
物語があった方が楽しく読めるのでは?と考えて外国の児童書
ローワンの冒険、ハーリーポッター、等をオススメしているだけです。
(留学中とのことなのでここでは小説とさせていただきました。)
文語や文語になりかけている表現 と指摘されていますが、文語と口語の区別は外国人にとっては非常に難しい所です。
外国語の口語を学ぶには「これが文語である。」ということをまずハッキリと把握する必要があります。その後でネイティブとの会話の中で修正していくしかないのです。
ただ、言語は生き物であり、常に変化しています。
私はどんどん変わっていくならいっそのこと古くても確実に伝わる表現でいいや
となるのですが。(流行に付いていけてないだけですねww)
本来、実際の会話の中でネイティブの人に訂正されながら変えていくモノですし
新聞か小説かで大きく差が出ることはまずありません。
好きな方をお選び下さい。
(その差がどんなモノなのか比較したことが無いのでハッキリとは言えませんが。)
学生なら研究課題として新聞で勉強するのと小説で勉強するのとどちらがいいか研究してみるのも良いかも知れませんね。
"There are more things in heaven and earth, Horatio. Than are dreamt of in your philosophy"
これから先、答えがない大きな問題とたくさん出会うでしょうが、くじけないで頑張って下さい。
ご回答ありがとうございました。諺の例は腑に落ちました。私の日本語の受容語彙と能動語彙を考えてみても同じことが言えそうです。英語だけの学習に固執していたのかもしれません。日本語でも意識的に使うまたはその訓練をすることで鍛えられるというのは確かに実感したことがあります。特に私の英語学習を振り返ってみると、回答の4にあるように、それぞれの状況を想定し、実際にインプットしたものを使う訓練が足りなかったように感じました。英英は日常的に使用しており、できる限り新しく出会った単語に関しては、一義一訳で暗記するのではなく、共通イメージとして捉えるよう心がけています。2にあるように小説を読むことはなかなか時間の確保が難しそうな印象を受けました。普段から大学の授業に集中しているため、授業の学習の合間にニュースやコラム、オピニオンの英文を多く読むことで代用がきくものなのでしょうか。ニュースなどではなく小説とおっしゃった理由は何かあるのでしょうか。ぜひ詳しく教えていただければ幸いです。無知で生意気に感じるかもしれませんが、私のイメージとしては、小説は時代の古いものはもちろんですが、比較的新しい物であっても、文語や文語になりかけている表現が使われていたりしていて、それらを能動語彙に転換するとなると、不向きなのではないかということです。言わずもがなニュースでも時折そうした語彙が用いられることもあるとは思います。単に数字の話をするつもりは毛頭ありませんが、小説とニュースなどの記事を比較した際、ニュースで出会う単語やフレーズの方が多く、実用性という観点からは有効だと言えるのではないでしょうか。これは批判でもなく屁理屈でもなく単に私の見解です。もしこの投稿を読まれて、そういった印象を受けられましたら申し訳ありません。純粋に自分の英語に磨きをかけたい一心で、さらに言えばこれから英語教育に携わりたいという志のもと、この場で相談させていただいております。自分の担当する学生のうちの一人が英語学習でもがいていると思ってお許しいただき、ぜひとも英語教育の専門家としてのご意見をお聞かせ下さい。ご回答よろしくお願いします。
active vocabularyは一朝一夕で増えるモノではありません。
active vocabularyを増やすためのポイント
1.意味を調べるときは英英辞典で(英和なんて使ってたらダメです。)
2.小説を読みまくる(Sherlock Holmes、Hercule Poirotなど・・・)
3.何度も目にするものを中心に声に出してみる
4.どの状況(situation)で使えるかを訓練(simulation)してみる
この問題は日本語で「このことわざは知っているけれど会話では使えない」となってしまう時と同じような話です。
苦境、緩慢、これを息をするように会話で使うのは至難の業です。
(小説を大量に読んでいる方にはなんの支障も出ないはずです。)
私は外国語だと割り切って、決まりきったフレーズを使うだけで十分な気がしますけどね。