回答
Kevin@MusicoLingo様、今回も私の質問に関心を寄せて頂きありがとうございました。
How are you?は「調子は、どう?」という意味を持っていたと思い、体調を尋ねる言い方にも使えるのでは? と思いましたが、確信が持てなかったため質問していました。
How are you?が、体調を尋ねる表現として使えることを様々な状況を通して、いつものように分かり易い解説をしていただきありがとうございます。
日本の学校でも英会話の教科書では、場面を意識した構成になっており、場面に応じた「決まり文句の会話表現」をダイアログを通して紹介しています。しかし、それは通り一辺倒に近く、1つの提携表現についてKevin@MusicoLingo様がご指摘のように、多角的にどんな状況で使えるのか、なかなか見かけられませんでした。表現を暗記することは中心となりがちです。
近年は、文法指導も怪しくなってきました。日本の生徒たちは小学5年から、英語が正式科目として始まりました。しかしながら、文法用語に不慣れです。
また、次の機会までにHow are you?の複数の状況の間で使い分けられるように、
したいと思います。
今回は、本当にご回答をありがとうございました。
変ではありません。その状況によります。その相手、場所、声の出し方、目配りなどによっては、体調を尋ねている意味になります。
例えば、癌で入院している人を見舞って「How are you?」と尋ねる場合。
相手が怪我をしている体の部分を見て「How are you?」と尋ねる場合。
先に自分の病気のことを話して、それに続いて相手はどうかという意味で「How are you?」と尋ねる場合。
最近家族を亡くしたばかりの相手に対して、そっと優しく「How are you?」と尋ねる場合。
大きな悩みを抱えて体調を崩している友人に対して、元気を出してほしいという願いを込めて、明るく大きな声で「How are you?」と尋ねる場合。
対面コミュニケーションというのは、言葉が 35%、その他が 65% と言われます。日本の学校では「その他」の大切さを知る機会がほとんどないせいか、言葉が棒読みのようになったり、文法の正確さにばかりに注意が向く傾向があります。