回答
「What」が主語なのか、補語なのかというのは、その質問をしている人が何を尋ねているのかによります。
例1
Rabbits ate lettuce in my garden.
Tom: What did rabbits eat?
Sarah: They ate lettuce in my garden.
この「what」は目的語です。
Jason: What ate lettuce in your garden?
Phil: Rabbits did.
この「what」は主語です。
上記のように動詞が他動詞なら分かりやすいですが、be動詞だと曖昧で、質問する人の意図だけでなく、答える人の受け取り方にもよります。
例2
Kevin does not want to go to school.
Dean: What is the problem?
Lisa: Bullying is the problem.
リサはこの「What」は主語と受け止めて答えています。
Michelle: What is the problem?
Kim: The problem is that he cannot stop worrying about exams.
キムはこの「What」を補語として受け止めて答えています。
つまり、疑問詞は、コミュニケーションの中で主語になることもあれば補語になることもあるということです。「What is the problem?」という一文だけを見て判断できるものではありません。主語だろうか、それとも補語だろうかと、実際の会話で悩むことはないので、あまり考えない方が良いと思います。
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What is the problem?という文では、WhatはS(主語)で、訳が「何が問題ですか?」とよく記載されているのですが、WhatがC(補語)で、訳が「問題は何ですか?」でも成り立つ気がするのですが、この考え方は間違いなのでしょうか。
(What is this?のWhatはC(補語)なので、同様の考えができるのでは?と考えての質問です。)
成り立つのであれば見分け方を、成り立たないのであればその理由を回答いただけると幸いです。