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ウェストファリア条約
2020-02-02 14:21

英作文ができません

単語はある程度出ているのですが、例えばagreeのように後ろに前置詞のwithをおきますよね? そうゆう前置詞が書けないことが多々あるのです。動詞の後に前置詞や他の何かがつくというのは見分け方があるのでしょうか?御教授下さい。

回答

2020-02-02 14:21:24
おったまゲルマン人

英作文は書けば書くほど成長していくと思うよ。

いちいち正しい前置詞の使い方の検索が面倒だったら、いっそ自分が思う前置詞をつけてみて、そのまま先生など採点してくれる人に提出して、直された部分、直されていない部分から正しい表現の仕方を学べるよ~

その中で、英単語とその日本語訳との間で抜け落ちているニュアンスの違いも学べるようになってくると思う。

例えば、「認める」っていう言葉が使いたかったら、allowやpermit、concede、acknowledgeなど、たくさん出てくるけど、allowは許可一般を意味して、permitはフォーマルな許可、concedeは容疑とかをしぶしぶ認める事、acknowledgeは良し悪しに関わらず事実を認める事を意味する。

こういうニュアンスの違いはなかなか習得に時間がかかるけどすごい大切な事がから、実際にでたらめでも書いてみちゃうと良いかと思う。

2020-02-02 07:36:24

こんにちは!私も英語の文章を作文する時に、よく同じことでつっかかります。

英語の文章には、5文型といって5つのパターンがあるということを学校などで習うと思うのですが、これはとても大切な知識だなと思っています。
英語の文章の最低限の要素は、主語になる単語と動詞である単語があることです。
例えば、第1文型と呼ばれるパターンの文章は、主語と動詞だけで文として最低限の意味を為すことができる文ということになっています。
I agree. は、一つの例です。つまり、I agree. だけで文として最低限の意味を為すことができるということです。
I am. は主語とbe動詞がありますが、これだけでは「I am WHAT?」とツッコミたくなる、つまり、文として最低限の要素が揃っていない、ということになります。I am tired. I am a student. I am not what you think I am. いろいろ考えられますが、このWHATに当たる部分は、主語が何か、どうか、ということを補う言葉ということで、補語(補語が句や節になることもある)と呼ばれます。主語+動詞+補語は第2文型です。be動詞の場合は必ず第2文型ということがわかりますね。be動詞の他に、You look gorgeous today. His idea seems a bit extreme. なども第2文型です。

もうひとつ、5文型と並んでとても大切な知識として、英語の文をつくる最低限の要素である動詞には2つの使い分けがあるっていうことです。これは、自動詞と他動詞というふうに呼ばれますが、つまり動詞がその単語だけで意味を為す場合と、動詞がその単語だけでは意味を為さない、つまり他の言葉(目的語)をくっつけないとその意味を為さない、という区別です。
I agree. の場合は、agree がそれ以外のことばがなくても意味を為すので、自動詞です。
じゃあ I agree with you. はどうなのか、ということですが、この with you の部分は、youに賛成同意するということを敢えて付け加えるために前置詞 with をわざわざ置いて文に入れている部分なので、文の最低限の要素ではない、ということになります(理屈っぽいですね)。ということで、I agree with you. は第1文型の文章で、動詞は自動詞だ、ということになります。また、前置詞とは、ある言葉の「前」に「置いて」文章にその言葉を入れるための道具(つまりその部分は文章の最低限必須ではない)だということもわかります。

ということで、まず英語の文章を作る時に、作ろうとする英文がどの文型か、そしてそこで使う動詞が自動詞か他動詞か、ということを瞬時に判断して、適切なことばを選ぶようにする、というのが、混乱を防ぐ一つの正攻法かと思います。そうすると、動詞の「後」にどの前置詞が来るか、という発想ではなく、文章に付け加えたいことばや部分がその「前」にどのような前置詞や接続詞(場合によっては関係代名詞など)を要求するか、という発想になります。
He stared AT ME for a long time.
I will stick WITH your PLAN for now.
The teacher stood BY the new STUDNET in front of the class.
などなど、これらは全て第1文型に付け加えがある文章です。
それぞれの前置詞がなぜ選ばれているかというのは、それぞれの前置詞が持つニュアンスを理解すれば自ずと違和感なく出てくるものなのですが、そこに到る学習過程では、ひとつ一つの前置詞のニュアンスを確認する、というよりも、まず英語のいろいろな文章でどのような前置詞がどのようなニュアンスで使われているかに数多く触れて、なーんとなくこれかなー?という自分のセンスを養っていくということになるかと思います。
もう一つの手っ取り早い方法は、動詞を単語で覚えずに、例文全体で意味やニュアンスを含めて覚えることです。
どちらにしても、まず読む、覚える、というインプットを莫大に増やして、そこから学んでいくことが、遠回りですが確実な学習方法かと思います。
その動詞をweblioなどの辞書で引くと、必ずその動詞が自動詞か他動詞か、そしてそれぞれにどのようなニュアンスがあって、その後にどのような付け足しがどのような前置詞でされるかという例がたくさん載っているので、それを必ず目を通すようにすると、一つの単語が動詞として使われる場合のバラエティがわかると思います。

また、英語で作文する時に、少しでも自信がなければ、グーグル検索をお勧めします。
グーグルには、クォーテーション(" ")で囲んだ検索語は、そのかたまりで検索する、という仕組みを持っています。
これを利用して、自分が作ろうとする文章で「なんか変かな?」と思う部分をクォーテーションで囲んで、グーグル検索するのです。
例えば、I will stick (?) your plan. で、どんな前置詞がふさわしいかと確認する場合には、"I will stick at your plan." "I will stick BY your plan." "I will stick WITH your plan." などいろいろ試してみてください。すると、検索件数の多さで、あ、これは一般的にはWITHが多いな、という当たりをつけることができます。
もう一つの方法は、"I will stick"で検索してみて、その後の付け足しにどんな前置詞が多いかをざっと見るという方法もあります。

周りくどい説明になってしまいましたが、近道はないので、できるだけ多くの英語の文章を読んだり覚えたりして、そこから習慣的に前置詞のセンスを獲得していくことが、遠回りの近道だと思います。

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