回答
52歳から再び英語学習を始め2年が経過した、高校の日本史の教員です。
大学入試で英語4技能を測る試験が導入される方向に動いていたので、クラスの生徒と英語学習の戦略について話う中で、自分も「スピーキングを上達させたい」と思うようになり、再び英語学習を始めてみました。わかりやすい目標として、まずは生徒と一緒に英検2級、そして準1級合格を目標にしました。
中学・高校時代は英語が得意科目ではなかったのですが、NHK教育テレビの「ハートで感じる英文法」や「仕事の基礎英語」にはまり、ほとんど録画する勢いで視聴して、英語学習の面白さに遅ればせながら気づいた40代を送っていたので、満を持しての英語学習再開でした。
比較的得意なのはリーディングです。通勤の車の中で娘の為に購入したシス単のCD5枚を繰り返し聞き、ミニマルフレーズをシャドーイングしているうちに1冊覚えてしまったので、2級程度の長文に出てくる単語ならほぼ問題ありませんでした。ライティングもほとんどトレーニングしていなかった割にはほぼ満点をいただきました。しかし、一次試験での鬼門はリスニングでした。2級のリスニングは何とかごまかせたものの、準一級の問題は難易度が上がり、1回目は11/29(38%)と惨憺たる結果でした(ちなみにリーディングは73%、ライティング81%)。
何とかしようと考えて始めたのが、Weblio英会話です。最初は月に4回のお試しコースからはじめ、すぐに月8回に、現在は毎日2レッスンができる(してないけど)コースで学習を続けています。オンラインレッスンの良さは先生と友達になれること、ですね。何人かの先生のレッスンを受けていると、「この人ともっと話をしたい」と思えるような先生にきっと巡り合えます。そして「せっかく教えていただいているのに、リスニング・スピーキングが下手なままでは申し訳ない」と思うようになります。先生にレッスンで使うarticleを事前に送ってもらい、単語を調べ、音読して意味を掴み、本番のレッスンに臨む習慣がつけば、回数を重ねるごとに徐々に英語力は向上していくのではないでしょうか。ちなみに、Weblioレッスン200回目くらいで受けた後の準一級試験では、苦手のリスニングは16/29(55%)に向上し(リーディングは85%、ライティング94%)、結構余裕で合格することができました。また、オンライン英会話の良さは、一度予約してしまうと必ず学習しなければならなくなることです。もちろんキャンセルもできますが、計画を立てて実行するのが苦手な人でも、予約してチューターの先生が待っていると思えば、酒を控えて勉強せざるを得なくなります。英語学習のペースメーカーとしても、weblio英会話はお勧めです。
次の目標は、英検1級ではなく、TOEICに挑戦してみたいと考えています。もちろんそこが究極の目標ではなく、あくまでも「スピーキング上達」の為の学習を続けていこうと思うのですが、何か数値的な指標があった方が英語学習に張りができると考えています。英語勉強中さんの目標は大学入試でしょうか。なんでも目標にできるものは利用してモティベーションに変え、英語学習を頑張っていきましょう。
世間話ができる英語力を目指しています。
英語戦死者ですので、基礎の基礎からです。高校の文法をチエックしたりしています。
Wは厳しく(音声でメールを書く楽さを知り、更にスペルを忘れ気味です)話そうとする意欲だけで何とかやっています。
本当に良い先生に出会えたので、何とか続けられています 感謝しています。
本気で1年、勉強することでしょうか。多少話せる・・・何とかなる・・・と思っていても何ともなりませんでした。 やはり学生時代に文法理解が確実にで来ていることがポイントですよね。
でも、今更・・・とかは全く思っていないので、5年後しばらく海外に住むための基本スキルを目指してます。
英語が生活言語なので、死ぬまで勉強を辞めるわけにはいかないのですが、
英語を使ったり勉強したりすると、母語である日本語について客観的に慣れるという利点があると思います。
4つの言語機能の中で得意だなと思うのは、やはり読むことです。読みながら反芻したり読むのを止めて調べたりすることができるからだと思います。4つの機能の中で自分で間違いが一番少ないなと思うのも、読むことです。
次に得意なのは、意外に書くことです。どうしてだろう?と思っていたんですが、言語機能には読む(インプット)=書く(アウトプット)、聞く(インプット)=話す(アウトプット)という対の関係があるそうです。つまり、乱暴に言うと、読んでわからないものは書いて説明できないし、聞いてわからないことは話して説明できないっていうような言語機能の関連のことのようです。そう言われて見ると、書くときは、読むときと同じように、書きながら反芻したり書くのを止めて調べたりすることができるっていう事で、比較的できると思えているようです(もちろん難しい論文などスタイルや作法が決まっているようなものは無理ですが)。
次に得意なのは、話す事です。自分の中にないことは話せないし、録音でもされていない限り、多少間違っていてもフォローしたり相手が意を汲んでくれたりするので、発音や間違った言葉の使い方などおどおどせずにとにかく話すようにしています。間違っていたり発音がわかりにくければ相手が「ん?」というような反応で示してくれるので、もう一回やり直したり「なんて言っていいかわからない」とか言い訳したりフォローが可能だと割り切っています。日本語でもそうかもしれませんが英語で話す時に顔の表情はとても大事なサポートになるので、相手とアイコンタクトを適度に取って、その場に相応しい表情(笑顔、心配顔、眉間にシワ顔など)をつくると相手に伝わりやすいです。
一番苦手なのが、聞くことです。英語は自分にとって外国語なので、瞬時に何の前触れもなく音で発せられる情報を100%音声からキャッチするってことは、すごく難しいと感じます。だから電話の会話とかは音声以外の表情などのクルーが全くないのですごく苦手ですし、雑談もどんな話が飛び出すかわからない状態で言葉のピンポンをしないといけないのでどちらかというと苦手です。ですので日頃は「この話の流れではこんなこと言うんじゃないか」とか「いつもこんなこと言ってる人だからこういうこと言ってんじゃないか」とかアタリをつけたり適当に想像しながら話を聞くんですが、そういうのが先入観になって、聴き間違えをしてしまうんです。それで話がチグハグになって「ごめん、今の話わかんなかったわ。何て言ったの?」って聞き返すというハメを繰り返しています。それでもズーーーーっとそういう事をやってると、よく耳が慣れてくるっていうんですが、確かに耳が慣れてきて、バババーっと話されている事でも、割とスーッと頭に入ってくるようになります。克服法として自分がやっているのは、耳に入ってきた事を瞬時にそのまま自分の頭の中で再び繰り返す、という事をやっています。相手が「Oh I forgot to mention that yesteerday I was at the meeting with our boss and she kind of looked really uncomfortable about something so I asked her later if there was something that was bothering her and she said she was not really happy about how Ruth kind of snapped back at us when she was asked to review the case again on her own and...」みたいな事をだーーーーっと言われるわけです。それを聴きながら自分の頭の中でforgot to mention ... yesteerday I was at the meeting with our boss... he kind of looked really uncomfortable... I asked her later...みたいに繰り返すわけです。そうするとその作業が自然になってきて、聴きながら次これ言おうとか、あ、そういえば...みたいに他のことを考えたりする余裕が出てくるようになりました。
あと英語で書いてあることを読むときは、できる限り音読しています。上手く説明できないんですが、英語は音の言語だなってすごく思います。自分が書いているかのようにその書いてある文を音を出して読みながらその自分の読んでる声を聞いて理解する、みたいなことです。そうすると、文法的にあれ?というところとか、わからない単語とかのところで突っかかるので、「あれ?」と思った瞬間にすぐに辞書を引いたり構文を考えたりして解決します。どうしても知りたいところは誰かに聞いて教えてもらったりします。単語帳とかは使っていません。覚えにくい単語は出てくるたびに「あれ?」と思うので、それを繰り返していくうちに覚えて使えるようになっていきます。英語の映画を字幕を読みながらみるのもいいと思います。
若い自分には、英語について、ネイティブみたいに喋ろうとか余計なこと考えなくてもいいから、ちゃんとした文法の知識を得て自分の中に自分らしい英語を作っていきなさい、って伝えたいです。