回答
こんにちは。
leave という動詞は、ある場所から去るという意味や、何かを〜にしておく、という意味があります。
何かを〜にしておくという意味で使う場合は、
leave + something(名詞) + how(形容詞)
という、第五文系で使うことになっています。
ですので、leave it open、となります。
第五文型で使われる名詞 + 形容詞は、動詞 + 目的語 + 補語の関係にあり、目的語 is 補語、ということができるものとなっています。つまり、<It> is <open>. と言える関係にある、ということです。
leave it <to> open を考えてみます。可能性として、open は形容詞か動詞で、to は名詞の前にくる前置詞か動詞の前にくる不定詞です。to を前置詞として使う場合名詞が必要になることから、to は前置詞ではないこと、そしてopenは形容詞ではあり得ないことがわかります。とすると、to 不定詞 + 動詞の open としてしか解釈できません。leave という動詞を第五文型で 何かを〜にしておく、という意味で使うには、不定詞は使えませんから、leave it to open といった場合、これは第3文型の〜を去る、もしくは何かが to 不定詞するままにしておく、という意味になります。
つまり、I'll leave it to open. と言って意味的に解釈が通るのは「私はそれが自ら開くようそのままにしておく」ということになるのですが、この動詞 open には何を開ける目的語がありませんので、自動詞です。自動詞の open は何かが開くという意味で、花が開いたり、何かが自らの力で開くことです。
理屈っぽい説明になってしまいましたが、
I'll leave it open. = 私はそれを開いたまま・開けたままにしておく。
I'll leave it to open. = 私はそれが自らひらくようそのままにしておく。
という違う意味になります。
A: I'm leaving now. Do you want this door to be closed?
B: No, it's alright, please leave it open.
A: Wow look, the flower bud is opening now. Shall we move it to the sunny spot?
B: No, it's alright, I'll leave it to open.