【教えて下さい】 形容詞の限定用法と叙述用法
12月18日のNHKラジオ第2の入門ビジネス英語Lesson 21で以下のような文が出てきました。
There are a couple of problems outstanding.
そこで質問です。この outstanding は形容詞だと思うのですが、
なぜ problems を後ろから修飾してるのでしょうか?
Outstanding amount 未決済の まだ決済していない金額
のように形容詞の限定用法で前置修飾ではない理由が知りたいです。
形容詞の限定用法でも後置修飾になる場合の条件もいろいろ見ましたが、
どれも当てはまらない気がします。
またネットで
There are a few problems outstanding.
There're debts [problems] still outstanding.
のような例文も見ましたが理由まではわかりませんでした。
私の考えでは
There are a couple of problems (which are) outstanding.
のように関係代名詞を省略した叙述用法かとも思いますが、
自信はありません。
私が「2,3の未解決の問題がある。」を英文にするなら
There are a couple of outstanding problem.
としてしまいます。これは間違いでしょうか?
よろしくお願いいたします。
回答
there is構文の意味上の主語はa couple of problemsです。
これには不定冠詞がついていますよね。
基本的に英語では不定冠詞を主語におくことを避けるので、there is構文が使われているわけです。
では、A couple of problems are outstanding.という文を作りたいとしましょう。
すると、主語に不定冠詞を伴った名詞を置けないわけですから、There are a couple of problems outstanding.となるわけです。
このoutstandingは叙述用法の主格補語ですから、限定用法の形容詞として混同してはいけないと思います。
よって、There are a couple of outstanding problems.(解決していない問題がいくつかある。)とThere are a couple of problems outstanding.(いくつかの問題は解決していない。)は違います。
No.1さん ご回答ありがとうございます。
There の文だから、後から outstanding を付け加えたほうがわかりやすということですね。
わかりました。ありがとうございます。
では、There の文以外でしたらどうなのでしょう?
例えば
① We have a couple of problems outstanding.
② We have a couple of outstanding problems.
どちらのほうがよいのでしょうか?
番組では
The only outstanding issue is the price.
のような使い方をしていて、名詞を前から修飾する場合と後ろから修飾する場合の判断をどのようにしているのか、自分はよく理解できていないなと思いました。