辞書や自学だけで解決しない疑問が解決!
 英語の疑問は「Weblio英語の質問箱」

@@_
2024-06-17 00:47

仮定法について

英語の仮定法についてです。
He said that she would become a great person .
この英文だけでは以下の三つのように解釈できると思います。
①「彼は(かなり高い確率で)彼女が偉人になるだろうと言った。」
・直接法であり、willが時制の一致でwouldになった。
=未来についての確かな予想
②「彼は(かなり確率は低いが、もし地球を5週するならなどの条件を省き)彼女が偉人になるだろうと言った。
・仮定法未来であり、willが仮定法でwouldになった。
=未来についての不確かな予想
③ 「彼は(もし彼女が男だったらなどの条件を省き)彼女は偉人になっていたと言った。」
・仮定法過去であり、willが仮定法でwouldになった。
=現在についての仮想
これらの区別は文脈によりすべきですよね

回答

2024-06-21 23:47:52
Kevin@MusicoLingo

お書きになっている文だけでは、(1) のようにしか解釈されません。

まず、「a great person」のように曖昧な言葉を使うことがないので、具体的な言葉に変えさせてください。

(1) He said that she would become an astronaut.

未来の予想です。お書きになっている文で伝わることは、彼はこの未来の予想をしたということです。

(2) He said, should she go through rigorous underwater training, she might become an astronaut.

お書きになっている文だけでは、可能性が極めて低いということは伝わりません。条件節が必要です。

可能性が極めて低いのなら、仮定法未来を使います。「If」ではなくて、「should」の倒置を使います。

「would」ではなく「might」にすることで、その条件以外にも、たくさんの条件があることを示唆しています。

「万が一...であれば、...かもしれない」のような感じです。

(3) He said that, if she worked for NASA, she could be an astronaut.

お書きになっている文では、今の現実と異なるということは伝わりません。

だいぶ「would」にこだわっているように見られますが、「might」も「could」も使いますので、試してみてください。

関連する質問