there is, way better. はなぜダメか
アメリカに留学中のものです。
私の英語の授業(アメリカの高校)では毎月英語のエッセイ課題が出され、書くにあたっての注意を受けます。例えば、there is , there areからセンテンスをはじめない、have got, way better, would often, great, a lot はpoor vocabularyとして扱われ、isn'tなどの短縮形もis notと分けて使うようにという注意を受けます。そして一回使うごとに5-10点と百点満点とは思えないほどの減点を受けます。
一方私が日本の高校に在籍していた時はgreat, a lotは問題なし、there is, there are, have got, would oftenに至っては逆に積極的な使用を指導しているほどでした。そしてgonna, wannaは自粛してね、くらいにしか言われていませんでした。
去年日本でエッセイを書くのと同じ感覚で課題を行なった結果、お伝えできないほどに酷い点数を取ってしまい、今までは得意だったwritingを書くことに軽い抵抗すら覚えるようになりました。there is がこんなに便利な構文だったとは、、、。そして先日アメリカ史と英語のそれぞれの授業でリサーチペーパーのダブルパンチを喰らい、軽く絶望している真っ只中です。
まあ私の絶望云々は置いておいて、there is などが禁止されてるのは私の学校だけなのか否か。そして日本の多くの学校が禁止していないのはなぜなのか。日本の英語教育制度についてのご意見も含めてお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
回答
本当にアメリカはエッセイ大好きですよね。これはどの学校も共通だと思います。エッセイ、プレゼン、謎の寸劇。かなりやらされました。
エッセイを書かなくなって何年も経つのでやや記憶は曖昧ですが。
少なくともエッセイなどを書く上でway better, a lot, greatなどは話し言葉という感覚が強いので、使い方にも当然よりますが、あまりいい印象はありません。日本でも小論文とかで「すごい」、「もっといい」、「いっぱい」などは使わないのと一緒です。明確な単位や数値がなく、曖昧な表現は避けた方がいいと思います。
There is, there are, have gotに関してはどういう使い方をしていたのかがわからないのでなんとも言えませんが、私自身はそれを抜き取って注意された記憶はないです。ただ単純に感覚的に避けていた可能性もありますが。これらをどういう内容の、どういうセンテンスで使ったのかがわかればもう少し解説できるかもしれませんが…
そして英語のエッセイにおいては短縮言葉は基本ダメです。これはしゃべり言葉に値するので、エッセイにはふさわしくないです。
日本の英語の授業を受けたことがないので想像でしか言えませんが、教材が古かったり、その先生が大学等で習ったことをそのまま教えていたり、ということがあると思います。それと、日本は教科書に沿って体大の先生が同じ内容を教えているかと思いますが、アメリカは共通の教科書というものがあまりないので、教え方も考え方もかなり先生によって違います。これは同じ学校内でも言えることだと思います。なのでこう言って表現を厳しくチェックする先生もいれば、そうでない先生もいます。
そもそも日本で教える英語とアメリカで教わる国語というのは目的が違うのではないでしょうか。おそらくアメリカで日本語を学校で学んでも日本語の論文を正しく書くことはできないのではないでしょうか。あくまで言語として最低限話せて、相手を不快にさせない言葉遣いを教える。大抵の人は日本の学校で英語を学んでもエッセイをアメリカで書くことはないです。つまりそこまでを想定した教育ではないのではないでしょうか。
あまりよく説明できていないかもしれませんが、ご参考までに。